「Amazonをよく利用するからAmazonカードと同時にETCも申し込もう」
このように考える方も多いかと思います。
けれども、
- ETCをつけた場合はAmazonカードはオトクなのか?
- そもそもどうやって付けるのか?
わからない方も多いと思います。
そこでこの記事では、AmazonカードにETCカードを付けるのがお得なのか?
ETCカード関連の情報と、Amazon以外のカードでETCを付ける場合のオススメカードを記載しました。
ETCカードやAmazonカードを作ろうと考えている方は、是非とも参考にしてみてくださいね。
Amazon マスターカードにETCカードをつけるのはそこまでお得ではない
クレジットカードには、ETCカードを作ることができるものが非常に多いです。
Amazonマスターカードも、その中の1枚です。
しかし、AmazonマスターカードでETCカードを作る場合はあまりメリットが多くないため、そこまでお得とは言えません。
ETCは条件付きで無料になる
まずは Amazon MasterCard で気になる年会費ですが、これはゴールド,クラシック両方とも年会費がかかります。
このカードは、カード本体とETCカード別々に年会費がかかります。以下の表が年会費一覧です。
比較 項目 |
Amazonマスター クラシック |
Amazonマスター ゴールド |
カード 年会費 |
1,080円(年1回利用で無料) | 10,800円(最大割引後4,320円) |
ETC 年会費 |
540円(年1回ETC利用で無料) | 540円(年1回ETC利用で無料) |
合計 年会費 |
0円 | 4,320円 |
ただし、ETCカードは年に一回以上ETCの利用で、年会費は無料になります。発行手数料はかかりませんが、年会費は540円です。
そのため普段 ETC カードを使うという方は、年会費は特に気になることはないでしょう。
車にあまり乗らないという方は、もしかすると年会費がかかってしまうこともあるかもしれません。
ETCカードとしてのメリットはAmazonポイントが付くこと
Amazon カードに ETC をつけることを最大のメリットは、Amazon ポイントが高速道路でも付くことです。
このカードでもらえるポイントは、ポイント交換する手間がないのでそのまま Amazon で買い物に使えます。
還元率1%で、100円以下は切り捨てですが、それでも高速道路で Amazon ポイントを獲得できるのは、普段から Amazon で買い物をするには大きなメリットです。
Amazon での買い物と高速道路での移動でポイントもザクザク貯まります。
普段から Amazon で買い物をする方には、お勧めできます。
Amazonポイント以外は目立った特徴がない
しかしデメリットもあります。このカードは、 Amazon ポイント以外の目立った特徴がありません。つまり汎用性は非常に低いです。
Amazon でのポイントはクラシックで2%、ゴールドでは2.5%です。
しかしそれ以外は、両方とも還元率1%です。ポイントの提携店なども特になく、他のポイントにも交換することができないです。
保険をはじめとした付帯サービスも特に強くないため、アマゾンでポイントが貯まりやすい以外にあまり目立った特徴がないのです。
まさに Amazon 専用のクレジットカードと言った方がいいでしょう。
他のカードと一緒に運用するとお得にポイントが貯まります。
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新規に作る場合はクラシックで十分
もしも、 Amazonマスターカードを作る場合は、ゴールドとクラシックどちらを作るべきかといえば、 Amazon ヘビーユーザーでない限りクラシックをお勧めします。
というのも Amazonマスターゴールドは、通常のゴールドカード同様特典はあまり多くありません。
年会費を下げることもできますが、リボ払い登録をしないとあまり年会費も下がらないため、そこまでお得とは言えません。
そこまで Amazon で買い物をしない場合は、 ETC カードの性能も変わらず、1回使えば年会費が無料になるクラシックで十分でしょう。
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Amazonマスターカードに ETC をつける方法
AmazonマスターカードでETCを作ると、高速道路でもAmazonポイントが貯まるため、Amazonの利用頻度が多い方はメリットがあります。
では、ETCカードを検討している方向けにAmazonマスターカードでETCを作る方法を紹介していきます。
新しくカードを作る場合
まずは Amazonマスターカードクラシック,もしくはAmazonマスターゴールドカードに申し込む必要があります。
ETC 専用カード単独では、申し込むことはできませんが両方同時にインターネット上で申し込むことはできます。
紙での申し込みをやっておらず、申し込みは全てネットのみとなっています。
Amazon カードの ETC は三井住友カード社から発行されている独立した ETC 専用カードです。
カード1枚につき1枚 ETC カードを発行することができます。
既存カードに ETC を付ける場合
すでに Amazon カードもしくは三井住友系カードを持っている方は、「Vpass」と呼ばれる会員サービスまたは電話から簡単に追加発行の依頼を出せます。
「Vpass」 からの申し込みは、会員登録後すぐに可能です。
会員番号が必要になりますので、クレジットカードをそばに置いた上で電話や「Vpass」 での登録をするとスムーズに行きます。
ETC カードの申し込みは、新規作成・追加共に受け取りまで2週間程度かかります。
また ETC は初年度年会費無料ですが、2年目以降は年会費540円かかります。(年1回以上ETC利用で無料)
有効期限・再発行等について
ETC カードにもクレジットカード同様、有効期限があります。
通常のクレジットカードの場合は、頻繁に出し入れするため有効期限にも気づきやすいです。
しかし ETC カードの場合は、基本的に車載器に入ったままなので、有効期限に気づかないことがあります。
そのため期限についても事前に確認しておくことが必要です。
有効期限があると言っても更新方法は難しくありません。
自動的に更新され、期限切れになる前に新しいカードが送られてきます。
新しい ETC カードが届いた場合には、受け取ってすぐに取り換えれば、期限切れのETCカードで高速道路へ向かうこともありません。
盗難紛失・住所変更については速やかにカード会社へ連絡してください。
再発行の場合は、クラシックが1,080円・ゴールドカードは無料で再発行が可能です。
Amazonマスターカードよりお得なカード3選
Amazonマスターカード は Amazon での買い物には比較的お得なカードです。ただし、その他の買い物での還元率は1%とそこまで高くありません。
Amazon 以外では、基本的に割引や特典がつくこともないため汎用性としてはイマイチです。
理想としては、 Amazon での買い物は Amazon マスターカードでその他の買い物は他のクレジットカードを利用するがお得です。
ただし、 Amazon マスターカード は クラシックの場合は年一回利用で無料になりますが、ゴールドカードの場合はカード本体の年会費が最大で割り引いても4,320円程度かかります。
何よりクレジットカードを2枚持つのが面倒という方も多いでしょう。
そのような方のために Amazon マスターカード よりも ETC をつけるとお得なクレジットカードをご紹介します。
ETC カードを作る場合は参考にしてみてください。
年会費無料でETCカードを発行できるJCB CARD W
Amazonマスターカード は、クラシック・ゴールドともに年会費が540円かかります。
発行手数料等はなく年に一回以上の利用で無料にはなりますが、 できれば年会費は払いたくないですよね。
けれどもクレジットカードでよく買い物をするからお得なカードが欲しい。そんな方には、JCB CARD Wがおすすめです。
このカードには年齢制限があり39歳以下が対象ですが、その代わり、セブンイレブンやスターバックスなどのポイント加盟店が多く使いやすいです。
もちろんアマゾンでもお得にポイントが貯まります。
カードの年会費も無料で保険や電子マネーも付帯されており、汎用性の高いカードです。
ポイントでお得な楽天カード
車に多く乗る方は楽天カードという選択もあります。
楽天カードの ETC は年会費がかかりますが、楽天会員のランクを上げれば年会費も無料になります。
Amazon より実は楽天で買い物する方が多いという方はこちらの方が良いでしょう。
楽天カードはカードの中でもポイントがたまりやすい部類です。
またエネオスでガソリンを給油するとポイントが2倍もらえるなど、ポイント加盟店が多いことも特徴の一つです。
楽天市場を利用する方にはお勧めするカードです。
還元率重視ならリクルートカード
年会費無料の中で、還元率を重視したいという方はリクルートカードをお勧めします。
このカードはクレジットカードの中でも基本還元率トップクラスで、1.2%のポイント還元率を誇ります。
貯まったポイントはリクルートポイントとして、様々なリクルートサービスや Ponta カード提携企業で使うことができます。
還元率を重視したい方は、基本還元率の高いカードをお勧めします。
まとめ
今回は Amazon カードで ETC をつけるとお得なのかどうかを解説してきました。
還元率1%なので、まあまあお得に使えます。
自動的にAmazon ポイントに変更してくれるのは、良い点ですがそれ以外はこれといった特徴がないです。
複数のカードをの管理を面倒だと感じないなら、支払いカードを使い分けることでよりお得にポイントを貯められますよ。