実はAmazonマスターカードは追加カードとして、電子マネーである「iD」カードの発行ができるのです。
普段は電子マネーは使わないという方も多いかもしれません。
しかし、この電子マネーは非常に便利なのです。Amazonで買い物をする人ほど持っていて損はしないカードです。
けれども「iD」がなんだかよくわからないという方も多いと思います。
そこでこの記事では、Amazonマスターカードと「iD」を同時に作るべきかという疑問を解決します。
具体的には以下の内容を紹介します。
- そもそも電子マネーの「iD」とは
- Amazonマスターカードと同時に作るべきか
- 「iD」を使う上での注意点とは
3分程度で読めますので、是非ともAmazonマスターカードを作ろうと考えている方は、参考にしてみてくださいね。
電子マネー「iD」とは
そもそも電子マネーはSuicaしか使わないという方も多いのではないでしょうか?
しかし、少額の決済の場合は、クレジットカードよりも電子マネーの方が実は便利なことが多いのです。
「iD」は非常に便利な電子マネーの1つ
「iD」はSuicaなどと同じ電子マネーの1つです。ただしSuicaとの違いは、ポストペイ型であることです。
ポストペイ型は簡単にいえば、後払い方式のことでありチャージが不要なのです。
「iD」はクレジットカードと連携して使う電子マネーです。
この時のクレジットカードの利用限度額が「iD」で使える金額になるのです。
「iD」の利用金額はSuicaのように毎回引かれていくわけではなく、登録したクレジットカードの利用代金と合算して請求日に支払いをします。
そのため毎回のチャージを考えなくても問題ありません。
また、紛失・盗難・不正利用されたときもクレジットカードが登録されているため、カード会社がしっかりと対応をしてくれるので万が一でも安心です。
通常の電子マネーの場合は落としたらその時点で戻ってこないため、これも大きな違いの一つです。
年会費や発行手数料なども無料ですので、とりあえず作って使わないなら解約するということも出来ますね。
メリットは会計の簡単さとスピード!
「iD」の概要を紹介したところで、今度は決済時のメリットについて紹介していきます。
電子マネーの特徴は会計が早く済むことに尽きます。
少額決済の場合は結構スピードは重要になってきます。
コンビニや昼食での買い物、ちょっとした買い物などでクレジットカードを出すと、遅いところではサインを求められたり長いレシートを渡されるなど何かと不便な面もあります。
しかし、現金で払うのも面倒な時ありますよね。そんな時に便利なのが「iD」です。
電子マネーなので対応店舗であれば、カードをかざして終了なのでカード決済の数倍のスピードです。
意外と気にしていなかった方でも、実際に体感してみると便利さに気がつくと思います。
チャージの必要も無いため、ストレス無く買い物をすることも出来ますよ。
「iD」に関してはこちらでも詳しく説明しています。
残念な点はネット決済では非常に面倒
「iD」のデメリットとしては、ネット決済にはやはり不向きな点です。
そもそも「iD」に対応しているかを確認した上で、アプリをDLして手続きが必要なのでクレジットカード登録の方が圧倒的に楽です。
実店舗でも家電などの大型のものであれば、やはりクレジットカードの方が優秀です。
分割払いの設定はできないため小額決済向きと言っていいでしょう。
以前までは対応店舗も少なかったですが、今ではコンビニを始めとして町中であれば多くのところが対応しています。
対応店舗かどうかの確認には、クレジットカードのブランド同様に「iD」のマークが有るかで確認できます。
Amazonマスターカードと「iD」カードは同時に発行すべし
「iD」について紹介してきましたが、では他のカードでは駄目なのということについてここでは紹介します。
「iD」の発行には同時にマスターカード発行が必要
「iD」はクレジットカードと連携して使う電子マネーです。
しかし、「iD」カードだけを発行して他のクレジットカードを登録することは出来ません。
そのため「iD」を使うには同時にクレジットカードの発行が必要なのです。
あくまでもクレジットカードの補足カードという形なのです。その点で言えば、ETCカードや家族カードと分類は同じです。
そして、「iD」には2種類の作り方があり、1つはカードに付帯させてしまう方法ともう一つは別に「iD」カードを発行する方法です。
違いはカードが1枚か2枚になるかというものです。
Amazonマスターカードの場合は、クレジットカードと別に「iD」カードとして発行されETC、家族カードと合わせると4枚持ちということになってしまいます。
Apple payと連携してカード枚数を減らそう
便利なカードとは言え、カード枚数が増えるのはあまり良いことでは無いでしょう。せっかくの便利さも半減してしまいます。
カード枚数を減らすためにもApple PayやGoogle Payなどの活用をおすすめします。
これらのサービスを使えば、カードをスマホに入れてそこから買い物が出来るため財布にカードを入れて持ち運ぶ必要もなくなります。
もちろんカード型ではなくても問題なく店舗では使うことが出来るので、使わない手も無いでしょう。
Apple PayやGoogle PayではクレジットカードやSuicaも入れることが出来るため、まさにスマホ一台でどこにでも行けますしなんでも買うことが出来ますよ。
電子マネー「iD」を使うなら利用明細は必ず確認を
クレジットカードに連携して使う電子マネー「iD」ですが、便利な反面、使う上で確認しておきたい注意事項もあるためここで紹介します。
使いすぎないためにもVpassで明細の確認は必須
まずは明細の確認です。「iD」は電子マネーですが、能力的にはクレジットカードと同様です。
そのため、使いすぎてしまう方もいるかも知れません。そんなときには、やはり利用明細の確認が必須になってきます。
それ以外にも不正利用されていないかどうか、毎月の利用明細の確認は必須と言っていいでしょう。
Amazonマスターカードの場合は、三井住友カードが発行しているため三井住友のサービス「Vpass」からカードの利用明細と共に確認できます。
もしも即時に知りたい場合は、マネーフォワードなどの外部アプリに登録すれば使ったその場で利用金額を把握出来ます。
Amazonのポイントは使えない
もう一つの注意点としてはポイントについてです。「iD」の良い所はクレジットカードのポイントが付くところでしょう。
Amazonマスターカードの場合は、Amazonポイントが100円に付き1ポイント付与されます。
ただし、このポイントはAmazon以外では使うことが出来ません。
また、貯まったポイントを「iD」に移すということも出来ないため、少し不便と言えるかもしれません。
しかし、意外とAmazonポイントは貯めにくいため、Amazonを日常的に使っており、実店舗でもAmazonポイントを貯めたい人には有効です。
まとめ
ここまで、「iD」の概要とAmazonカードで作るメリット・デメリットを紹介してきました。
少額決済ならば、時間のかかるカードよりも電子マネーでサクッと終わらせたほうがより買い物も楽になります。
Amazonマスターカード作る場合は「iD」もあると便利ですよ。
Amazonポイントを実店舗でも集めたい人にこそ「iD」はおすすめです。
クレジットカードのポイントが貯まるため、サクッと買い物ができてAmazonポイントも貯まるのです。
Amazonのヘビーユーザーの方にこそ使ってほしい1枚と言えます。
是非ともAmazonマスターカードを作る際は「iD」も検討してみてくださいね。