普段のお買い物でも、Amazonでのお買い物でも、ポイント還元率が高い「Amazonマスターカード」。
非常に便利なクレジットカードではありますが、全く使わない場合、年会費もかかってしまうため、できるだけ早く解約しておいた方がいいでしょう。
ただ、クレジットカードの解約方法は、調べないとなかなかわかりませんし、カード会社によっては、解約方法をわざと見つけにくい所に配置していることもあるので、いずれかのタイミングで調べておく必要があります。
今回はAmazonマスターカードの解約方法や解約時の注意点などを解説していきます。
1.Amazonマスターカードの解約方法を解説!
クレジットカードの解約方法は主に「ネット」「電話」「郵送」の3つがあります。
使える方法については、カード会社によって異なっており、公表されている情報を元に判断しなければなりません。
Amazonマスターカードでは、どの解約方法が使えるのでしょうか。
解約方法は電話のみ!でも会話の必要はナシ
Amazonマスターカードの解約方法は「電話」のみとなっています。ネットや郵送などの手段はありません。
電話先は「Amazon MasterCard〇〇(使っているカードの種類)デスク」となっています。
ただ、電話といっても自動音声に従ってダイヤルを入力するだけで手続きが完了するので、そこまで大変ではありません。
連絡先は以下のようになっています。お使いのクレジットカードのデスクに電話してください。
Amazon MasterCardクラシックデスク→0120-975-776
Amazon MasterCardゴールドデスク→0120-989-573
大まかな流れとしては、
- デスクへ電話
- ダイヤル1(解約)を押す
- ダイヤル2(カードの解約)を押す
- カード番号16桁を入力
- カードの暗証番号4桁を入力
- 解約理由を1~5のうちから選択
- 解約完了!
以上となります。
自動音声に従うだけで簡単に解約できるので、電話が苦手という人も安心ですね。
2.解約後のAmazonマスターカードの付帯サービスはどうなる?
Amazonマスターカードを解約するということは、当然ながら、クレジットカードに付帯するサービスなどは使えなくなってしまいます。
ETCカードや電子マネーiD、家族カードなど、クレジットカードを持つことで使えていたサービスが解約によって使えなくなるため、事前に把握しておく必要があります。
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解約後、ETCカードが使えなくなった状態をそのままにして、高速に乗ろうとすると事故の危険性があります。
また、iDに関しても、レジでモタつく可能性も考えられます。家族カードを使っている人への連絡も事前に済ませておかなければいけません。
さらに、気になるのは、Amazonマスターカードを使うことで貯まるポイントやAmazonマスターカードゴールドの特典でもあるプライム利用権についてです。
それらについて、詳しく見ていきましょう。
Amazonマスターカードで貯めたポイントは?
Amazonマスターカードでは、利用金額に応じてAmazonポイントが貯まります。クレジットカードの多くは、解約と同時に、貯めていたポイントも消滅することが多く、解約前に使い切る必要があります。
一方、Amazonマスターカードの場合、クレジットカードを解約してもポイントは消滅しません。理由としては、Amazonポイントがクレジットカードではなく、Amazonアカウントに紐づけられているためです。
なので、Amazonポイントに関しては、解約にあたって気にする必要はありません。
Amazonマスターカードゴールド特典のプライム会員は?
Amazonマスターカードゴールドに入会すると、特典として、無料でAmazonプライムが利用できます。
ただ、解約をしてしまうと、当然Amazonプライムは利用できなくなります。再びAmazonプライムだけ利用したいのであれば、再登録が必要となります。
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3.Amazonマスターカードを解約するときの注意点
Amazonマスターカードの解約にあたって、その他の注意点などをまとめていきます。使わないからといって、すぐに手続きをするのではなく、注意事項を事前に確認して、トラブルなどが起こらないようにしましょう。
利用残高は要確認!解約後、一括請求される
リボ払いや分割払いなどをAmazonマスターカードで設定した上で、残高が残った状態で解約した場合、それらの金額が一括請求されます。
リボ払いで計画的に支払いを考えたいた人は、解約後、思わぬ出費になってしまう可能性があるので、注意してください。
タイミングに注意!払った年会費は戻ってこない
Amazonマスターカード クラシック/ゴールドでは、年会費がかかりますが、一度支払った年会費は、解約したとしても戻ってきません。
なので、年会費を支払った直後に解約してしまうと、ものすごくもったいないことになってしまいます。
年会費の支払い月などを確認して、良きタイミングでAmazonマスターカードを解約しましょう。
Amazonでの支払い方法の再設定を忘れずに!
Amazonマスターカードを使っているということは、当然Amazonでの支払い方法も、このクレジットカードにしていることが多いと思います。
ただ、クレジットカードを解約すると、その支払い方法は使えなくなってしまうため、新しい支払い方法を設定し直す必要があります。また、公共料金など、固定費の支払いをAmazonマスターカードでやっている場合も、支払い方法の変更が必要になります。
大きな問題になることはありませんが、忘れずにやっておきましょう。
キャンペーンポイント目当てで入会+即解約はしない方がいい
クレジットカードの多くは、入会時のキャンペーンが充実しており、発行するだけでもメリットがあります。Amazonマスターカードでも、入会特典が用意されており、最大5000円分のポイントがもらえます。
ただ、ポイント目当てでAmazonマスターカードを発行し、ポイントを受け取ったら即座に解約する、というのはおすすめできません。
理由としては、こういった行為をしてしまうと、クレヒスに傷が付くためです。クレヒスに傷が付いていると、新しいクレジットカードの発行における審査で不利になってしまいます。
ポイント目当ての発行+解約はやめておきましょう。
4.まとめ
クレジットカードを発行するときは、前もって解約方法も調べておく方が無難です。
今回はAmazonマスターカードの解約方法や解約時の注意点などをまとめていきましたが、こちらのクレジットカードは電話のみの対応とはなっていますが、手続き自体はかなり簡単なので、迷うことはないでしょう。
解約時の注意点を事前に把握して、使わないAmazonマスターカードは解約してしまいましょう。