クレジットカードには、保険が付帯されていることが多いですが、イオンカードにはどのような保険が付いているのでしょう。
イオンカードには、クレジットカード盗難保障とショッピングセーフティ保険の2つが自動付帯されています。
では、一般的にクレジットカードによく付帯されている旅行傷害保険は、イオンカードには付いてないのでしょうか?
ここでは、イオンカードに自動付帯されている2つの保険についてご紹介し、さらにイオンカードにおける旅行傷害保険についてもご紹介したいと思います。
イオンカードに自動付帯される2つの保険とは
イオンカードには、次の2つの保険が自動付帯されています。
- クレジットカード盗難補償
- ショッピングセーフティ保険
それぞれどのような保険なのでしょう?
クレジットカード盗難保障
クレジットカード盗難保障は、万が一、クレジットカードを紛失したり盗難に遭って、不正使用されてしまった場合に、その損害額が補填されるというものです。
イオン銀行がカード紛失の届け出を受理した日を含めて61日前にさかのぼり、その後に発生した損害額について、全額を補填してくれます。
紛失・盗難にあった場合は、すぐにクレジットカード紛失・盗難専用ダイヤルへ連絡するとともに、最寄りの警察署にも紛失・盗難届けを提出してください。
紛失・盗難専用ダイヤル
0570-079-110(ナビダイヤル:有料/受付時間:24時間 年中無休)
※海外や各携帯会社のかけ放題プランからかける場合 ⇒ 043-331-0100
ショッピングセーフティ保険
ショッピングセーフティ保険は、クレジットカードで購入した商品が壊れたり盗難に遭った場合に、次の条件を満たしていると、購入日から180日間商品を補償してくれます。
- イオンマークのクレジットカードで決済した1品5,000円以上の商品であること
- 購入日から180日以内であること
- 破損・火災・盗難といった偶然による事故で被害を受けたものであること
電子マネーのWAONやSuicaが一体となっているカードもありますが、保険の対象となるのはクレジットカード決済の場合のみです。
購入時の「利用控え」がない場合は補償できない場合もあるため、利用控えは180日間は捨てずに保管しておきましょう。
壊れた商品そのものも、捨てずにとっておいてください。
補償内容
- イオンカード(一般/提携)・・・年間50万円まで
- イオンゴールドカード・・・年間300万円まで
イオンカードにはゴールド特典で旅行傷害保険が自動付帯
※画像は公式サイトより引用
実は通常、一般のイオンカードには旅行保険が付帯されていません。
それが、ゴールドカードにランクアップすると、ゴールド特典として国内外の旅行傷害保険が、保険料無料で自動付帯されます。
イオンカードはゴールドになっても年会費無料のままですので、これはお得な特典だといえます。
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海外旅行傷害保険
海外旅行傷害保険の適用条件は、次のとおりです。
条件を満たしていれば、自動的に保険が適用されます。
- カード名義人本人であること(本人のみ適用)
- 対象となるのは、海外旅行に伴う「公共交通乗用具」または「募集型企画旅行」の料金
- 日本出国前に、イオンゴールドカードのクレジット払いで決済すること
つまり、本人が出国前に、空港までの電車代やバス代などをクレジット払いしたり、海外旅行のツアー代金をクレジットカード払いした場合に適用される保険です。
そのため、公共交通乗用具ではないレンタカーで空港まで行った場合や、海外で個人手配したホテルに泊まる場合などは適用条件から外れます。
また、カード名義人本人にのみ適用される保険ですので、家族カードを持っている人は家族カードでクレジットカード決済することで保険が適用されます。
家族カードを持っていない家族には適用されませんので、別途、他の海外旅行傷害保険に申し込む必要があります。
補償内容
- 傷害による死亡・後遺傷害・・・最高額5,000万円
- 傷害による治療費用・・・1事故の限度額 300万円
- 疾病による治療費用・・・1疾病の限度額 300万円
- 携行品損害・・・年間限度額30万円
- 賠償責任・・・1事故の限度額3,000万円
- 救援者費用など・・・年間限度額200万円
保険金請求時のポイント
万一、事故に遭った場合には、事故発生日から30日以内に事故の報告をすることになっています。
海外旅行中の事故で、帰国後に請求する場合に注意したいのが、「現地でしか手配できない書類」があることです。
必要書類は請求内容によって異なりますが、下記書類が必要になる場合は、必ず現地で手配してくる必要があります。
- 医師の診断書
- 治療費の明細書および領収書
- 死亡診断書または死体検案書(死亡地のもの)
- 事故証明書
- 支出を証明する書類
- 示談書・示談金領収書
- 損害額(修理額等)を証明する書類
国内旅行傷害保険
国内航空機、電車、バスなどに搭乗中のケガや、ホテルなどに宿泊中の火災などによるケガ、 宿泊を伴う国内旅行ツアーに参加中のケガが補償されます。
国内旅行傷害保険の適用条件は、次のとおりです。
- 公共交通乗用具に搭乗する前に、運賃をイオンゴールドカードのクレジット払いで決済した場合
⇒その区間の電車や飛行機等に搭乗中の事故ついてのみ補償 - 宿泊施設を利用する前に、宿泊代金をイオンゴールドカードのクレジット払いで決済した場合
⇒その宿泊施設に宿泊中の事故についてのみ補償対象 - 宿泊を伴う募集型企画旅行(ツアー)の代金を、イオンゴールドカードのクレジット払いで決済した場合
⇒そのツアー中の事故についてのみ補償
補償内容
- 傷害による死亡・後遺障害・・・3,000万円
- 傷害による入院/通院/手術・・・入院保険金日額5,000円(最高180日分)
- 通院保険金・・・日額3,000円(最高90日分)
その他旅行保険が自動付帯されるイオンカード
他にもイオンの提携カードで、旅行傷害保険が自動付帯されるものが2つあります。
イオンカードSuica
※画像は公式サイトより引用
海外旅行に出かける場合には、自動的に海外旅行傷害保険が付帯されます。
補償内容
- 死亡・後遺障害・・・500万円
- 傷害治療条件・・・50万円
- 疾病治療条件・・・50万円
また、国内旅行については、イオンSuicaカードできっぷや旅行商品を購入した場合に限り補償されます。
補償内容
- 死亡・後遺障害・・・1,000万円
- 入院・・・3,000円/日
- 通院・・・2,000円/日
KNTカード
※画像は公式サイトより引用
KNTカードの旅行傷害保険は、次のように適用されます。
- 海外旅行傷害保険・・・自動付帯
- 国内旅行傷害保険・・・旅行商品に対しKNTカードを利用した場合に適用
補償内容
障害死亡・後遺障害・・・最高2,000万円
イオンカードの保険に関する問い合わせ
ショッピングセーフティ保険、旅行傷害保険についてのお問い合わせは、外部窓口で対応しています。
下記窓口までお問い合わせください。
事故受付・保険金請求窓口
あいおいニッセイ同和損害保険
24時間 年中無休
※万が一、事故に遭った場合は、事故発生の日から30日以内に事故の報告をしてください。
その他保険内容に関するお問合せ窓口
イオン保険サービスコールセンター
9:00~18:00 年中無休
まとめ
ここでは、イオンカードに自動付帯されている2つの保険についてご紹介し、さらにはイオンカードにおける旅行傷害保険についてもご紹介しました。
イオンカードの場合、一般カードにはクレジットカード盗難保障とショッピングセーフティ保険が付帯されています。
イオンカードには、このような保険が自動付帯されていますので、安心して買い物をすることができますね。
残念ながら、一般カードには旅行傷害保険は付いていませんが、ゴールドカード特典として、イオンゴールドカードに旅行傷害保険が付帯されています。
旅行傷害保険がクレジットカードに自動付帯されていると嬉しいですが、旅行の頻度よりも、物を買う機会の方が多いと思うので、ショッピングセーフティ保険のように、実用性の高い保険が自動付帯されているのは重宝しますね。