dカード/dカードGOLDを使っていると、必ず「支払い日」というのがやってきます。
ですが「締め日がわからない」「請求確定日っていつ?」「引き落としされていない」という疑問がある方も少なくありません。
実際、支払い日前後にはdカードだけでなく、クレジットカード会社全般で問い合わせが殺到することもあり、気になることがあっても電話がつながりにくい状況が起こることも少なくありません。
今回は、疑問や不安を解消すべく、dカードの締め日や支払い日、支払い額確定日などなど詳しく解説していきたいと思います!
dカードの締め日と支払い日(引き落とし日)は何日?
毎月締め日があり、支払い確定日というものがあります。
支払い確定日は仮の日があり、本当の支払い確定日までに支払い回数を変更できる期間があります。
例えば買い物した当時は支払い回数を1回でカードをきっても、支払い確定日(仮)の金額を見て支払い額が多かったり、購入したお店の店頭では「1回のみ」でしかきれなくても、後から支払い回数を変更することが可能です。
dカード請求日カレンダー
締め日 | 15日 |
(仮)支払い額確定日 | 25日以降 |
支払い額確定日 | 月初あたり(金融機関により異なる場合有) |
支払い日 | 10日 |
dカードでは前月16日~当月15日の利用分の支払い額が、当月の25日以降に仮に確定します。
その後、各金融機関(支払い先をdカード申し込み時に決めた金融機関)に、支払い額データを送られます。
これが本当の「支払い額確定日」になります。
支払い額確定日が月初に決まると、以降に変更することは不可になりますので、仮の支払い額確定日期間中に変更事項があれば済ませておきましょう。
そして支払い日である10日に口座から引き落としされます。
-
dカードの明細確認「紙明細」「web明細」について調べてみた!!
ドコモから発行されている、クレジット機能付きカードである「dカード」「dカードGOLD」 dカードを利用するうえで、利用明細を確認する方法はご存知でしょうか? 利用明細を知ることは、使い過ぎを防いだり ...
続きを見る
土日祝の場合、支払い日は翌日へ
支払い日は10日ですが、この10日が土日祝日の場合、金融機関はお休みしているため引き落としがされません。
その場合、翌日の営業日が支払い日になりますので「残高が足りなかった?」と焦る心配は無用です。
ですが、支払い日までには余裕を持って自身の口座に入金しておきましょう。
締め日がおかしい?締め日の基準について
締め日について疑問を感じる方が多く、あまり締め日の基準がわかっていない方も少なくありません。
上記でもお伝えしたように、前々月16日~前月15日の利用分は、実際にショッピングを行った当日を換算するわけではありません。
お買い物をした店舗が、売り上げとして計上した日を基準に計算を行うのです。
締め日の基準例
例えば、
6月15日にdカードでお買い物をしたとします。
お買い物をした店舗が、6月16日に売り上げ計上をした場合、6月15日の買い物分は8月10日に引き落としになる。
ということになります。
ボーナス一括払いをしたい!その時の支払い月はいつ?
「払えるときに払いたい!」そう思ったときに便利なのが「ボーナス払い」です。
ボーナスがある月は、まとめて支払うにはチャンスの月ですよね。
ボーナス払いの支払い月には、基本的にはお買い物をした店舗ごとに決められているのですが、店舗によって選択ができる場合があります。
dカードの場合は以下のようになりますので、覚えておきましょう。
ボーナス払いができる利用日と支払い月カレンダー
利用日 | 支払い月 |
夏ボーナス:12月16日~6月15日 | 8月 |
冬ボーナス:7月16日~11月15日 | 翌年1月 |
支払い日は、通常の支払い日と同じく10日となり、土日祝日の場合も同様に翌日になります。
分割払い・リボ払いの支払い月も「支払い日」は同じ
分割払いやリボ払いに関しても基本的に「支払い日」は同じになります。
ただし分割回数によっては手数料がかかってくるのと、リボ払いでも同じく手数料がかかってくるので、分割やリボ払いを希望する方は手数料も考えておく必要があります。
分割払いは2回までは手数料がかかりません。
3回目以降は、希望した分割回数まで手数料がかかってきます。
分割払いの支払い回数は最大24回まで
dカードの希望できる分割回数は、3・5・6・10 ・12 ・15 ・18 ・20 ・24回となっています。
リボ払いは割賦(かっぷ)枠の限度額まで設定可能
リボ払いには支払いコースがあり、5,000円・1万円・2万円と…1万円単位で割賦(かっぷ)枠の限度額まで設定ができるようになっています。
引き落としができなかった場合の対処法
人間は「うっかり」してしまうこともあります。
クレジットカードの支払い日に「うっかり」入金を忘れていた!なんて方も少なくはないでしょう。
ですが、クレジットの引き落としが支払い日にできなかったら、後々影響が出てくる可能性があります。
そんなときの対処法を紹介します。
残高不足で引き落としができなかった場合「書面によるお支払い方法」へ
「お金が足りなかった」
「口座の残高不足で引き落としされなかった」
…こんな時には「書面によるお支払い方法」というハガキタイプの通知書が自宅に送られてきます。
通知書には新たな期限付きの「支払い日」が設定されていますので、それまでに通知書に従い速やかに支払い手続きに行きましょう。
指定している引き落とし口座によっては、再度引き落としを行ってくれる金融機関もあるので、同様に再引き落とし日までに口座へ入金してください。
念には念を!dカードセンターへ支払う意思を伝えよう!
dカードでお買い物をするのは「一時的な借金をする」と思っておいても過言ではありません。
いくら「うっかり」していたとしても、支払い日に請求された金額を払えなかったということは、dカードとあなた個人の信用問題に関わってきます。
「1回くらいは大丈夫だろう」と安心するのではなく、引き落としがされなかった時点で、dカードセンターに電話をし支払う意思を伝えることも大切な「信用」を守ることに繋がります。
万が一、通知書に記載された「再支払い日」に払えないようであれば、確実に払える日程を伝えるのも1つの手段です。
その際dカードは、請求額の支払いを終えるまで使えなくなりますので注意しましょう。
再支払い日までの日数によって「遅延損害金」がかかることもある
何らかの原因で引き落としができなかった場合、通知書到着日又は再支払い日までの期間に「遅延損害金」が発生する場合があります。
上記でもお伝えしたように、支払いを送れるということは「信用情報」を気を付けることになります。
ご自身の「信用」を守るために、気づいた時点で連絡をすることは心がけておきましょう。
まとめ
今回は、dカード/dカードGOLDの利用額の締め日や支払い日、支払い額確定日について解説していきました。
意外と知らない方も多いのですが、仮の支払い額確定日と本当の支払い額確定日があり、その間に分割回数を変えることもできるので確実に「支払い日」に入金が間に合うよう計算する上で知っておくことは大切です。
支払い日に入金額を用意できなかった場合には、速やかにdカードセンターに電話することが大切です。
今後の信用情報に影響が出る可能性があるので、気づいた時点で支払う意思があることを示すためにも電話をしましょう。
dカードセンターは、dカードとdカードGOLDで電話番号が違うので、かけ間違いには注意しましょう。