ドコモから発行されている「dカード」ですが、全てにICが搭載されているカードになっています。
そのため、暗証番号による本人認証を行う必要があり安全面においても安心できるクレジットカードになっています。
しかし暗証番号を忘れてしまった場合は対処の仕方は理解できていますか?暗証番号は3回入力ミスが続くとロックがかかり開けなくなる可能性があります。
今回の記事では、暗証番号を忘れてしまった時に照会する方法や、入力ミスが続きロックがかかった時の対処方法、設定する暗証番号に関する注意点など分かりやすく解説していきます。
dカードの暗証番号は何に使う?
dカードはお買い物の利用料金により、dポイントとして還元されるドコモから発行されるクレジットカードです。
さらにdカード GOLDなら還元率が高くなるためdポイントを更に貯目やすくなっており、ドコモやドコモ光の利用料金の支払いに使う事でお得にポイントを貯めることもできます!
先述したように「dカード」にはICチップが搭載されているので、今までの磁気搭載カードと比較するとセキュリティの性能がグンと上がり、第三者に渡った時に使われる被害が少なかったり、偽造しにくい最先端のカードになっています。
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dカードで暗証番号が必要になる場面として「おサイフケータイで一定額を超えた買い物をしたとき」・「IC端末設置加盟店で使うとき」・「キャッシングリボを使うとき」などに対して暗証番号を求められる場合があります。
dカードで暗証番号が求められる場面は4つ
- おさいふケータイを使うとき
- クレジットカードとして使うとき
- キャッシングリボを使うとき
- dカードアプリやIDアプリを使うとき
それぞれ理由を説明します。
おさいふケータイを使うとき
支払い時の額が1万円を超える場合は、暗証番号が必要になってきます。
ただし、お買い物する加盟店によっては暗証番号を求められない場合もあります。
クレジットカードとして使うとき
dカードをIC端末設置加盟店で使うときには、国内・海外関係なく売上票へのサインではなく、暗証番号の入力を求められます。
キャッシングリボを使うとき
キャッシングリボを使うときには、dカード番号と暗証番号が必要になってきます。
dカードアプリやIDアプリを使うとき
アプリへログインするために暗証番号が必要になってきます。
アプリでは「自動ログイン」機能があり、承認する事で90日間は暗証番号を入力しなくてもログインできます。
例として、コンビニで1万円以上のお買い物をした時にIC端末での暗証番号入力をすすめられます。ですが、これには理由があり少額の買い物ではサインレス決済でレジの混雑を避ける意味があり、高額の買い物ので暗証番号の入力を求める事で不正利用を防ぐ事ができます。
もちろんIC端末を導入していない店舗もありますので、従来のクレジットカードと同様に手書きのサインを求められる場合もあります。
上記のように、暗証番号を求められる機会が多いのですがdカードやdカードGOLDに入会した時に設定した暗証番号(4桁の番号)をちゃんと覚えているでしょうか?もし忘れてしまった場合には以下のような事が今後考えられます。
暗証番号を3回ミスするとロックされて面倒なことに…
dカードの暗証番号を忘れた状態でお買い物をした時に、お会計の際暗証番号の入力を求められた場合困ってしまいますよね。
パッと思いついて数字や、自分が暗証番号に設定しそうな番号を焦って入力してしまうと3回なんてあっという間に終わってしまいます。
dカードでは暗証番号を連続で3回入力ミスした場合、ロックがかかりクレジットカードとして使う事ができなくなる仕組みになっています。
暗証番号は本人確認のための大切なものなので、不正利用防止の目的のためにもこのような機能が備わっていることは重要です。
ちなみに、3回中2回の暗証番号入力ミスをしたとしても3回目にログインする事ができればミスした回数はリセットされるので安心してください。
暗証番号をしっかり覚えている場合は、急いでログインしたいからといって焦って入力ミスしないように気をつけましょう。
dカードにロックがかかった時の対処法
ロックを解除するためには、ご自身のdカードを管理会社に送り暗証番号を新しい番号へ変更しなくてはいけません。
dカードを送ってから暗証番号の変更手続きが始まるので、ご自身の手元に戻って使えるようになるまでに時間と日数がかなりかかることになります。
dカードの暗証番号を忘れた時は早めに照会をしよう!
dカードの暗証番号を忘れてしまった場合、dカード公式ホームページから照会することもできますし、電話でも照会することができます。
※dカード公式ホームページから照会する場合は、申請に「dアカウントとパスワード」か「Member’s IDとパスワード」でのログインを利用している方が対象となっています)
どちらの照会方法でも、dカードの暗証番号の照会には直接通知されるわけでなく、書面で送られてきます。
こ書面が届くまでには1週間以上かかりますので、忘れたと気付いた時はなるべく早く照会するなど対応を急ぎましょう。
dカード公式ホームページからdカード暗証番号を照会する方法
dカード公式ホームページからdカードの暗証番号を照会できるということは、上記でも書きましたが実際どのような流れなのか具体的に紹介していきたいと思います。
- dカード公式ホームページにログインします(「dアカウントとパスワード」か「Member’s IDとパスワード」どちらか必要になります)
- 「会員ページ」から「設定・お手続き」へ。「暗証番号の確認・変更」を押し「暗証番号の照会受付」へと進みます。
- 画面に記載されている必要事項を入力し、照会申請を行います。
- 申請してから、約1週間程度でご自身の暗証番号が記載された書面を登録している住所へ送られてきます。
必要事項入力するところはありますが、難しい操作があるわけではないので安心してください!
電話でdカード暗証番号を照会する方法
電話でdカードの暗証番号を照会する場合にも、ホームページから申請した場合と同じく1週間程度で暗証番号が記載された書面が登録している住所へ送られてきます。
ご自身が使っているカードの種類が「dカード」か「dカードGOLD」によって、問い合わせする電話番号が違いますので間違えないようにかけるようにしましょう。
カードの種類 | 問い合わせ先 |
dカード会員の方 | dカードセンター:0120−300−360 |
dカードGOLD会員の方 | dカードGOLDデスク:0120–700−360 |
どちらも年中無休で、受付時間は午前10時から午後20時までとなっています。
- 電話をかけると音声ガイダンスが鳴るので、案内にしたがって「4・5・1」の順番に押しましょう。
- 「カード番号」が必要になるので手元に用意しましょう。「生年月日」と「自宅電話番号か携帯電話番号」を入力します。
- 申請してから、約1週間程度でご自身の暗証番号が記載された書面を登録している住所へ送られてきます。
まとめ
今回は、dカードの暗証番号を忘れてしまった場合の対処法について紹介していきました。
なるべくは、忘れないように携帯のメモ機能やいつも持ち歩くお財布の中などにメモを入れておくなどして忘れないようにする事が大切ですが、万が一忘れてしまった場合は早めに照会をしましょう。
ロックがかかってしまうと、後の手続きに時間がかかりdカードを使えるまでにかなりの日数が必要になるので注意しましょう。