今までの記事で、アメックスカードのメリットはたくさん紹介してきてました。
ホテルで無料アップグレードをしてもらえたり、ラウンジを無料で利用できたりと、本当に旅行の際には便利なカードとなっております。
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アメックスカードを普段からメインで活用している筆者ですが、ただひとつだけ不満な点があります。
それは、アメックスカードを利用出来る場所が、ほかの国際ブランドと比べて少ない点です。
今回の記事では、アメックスカードが使える場所が少ない理由と、本来は使えない場所で使えるようになる裏技をご紹介します。
使えないところが多い?アメックスカード決済
皆さんの中でも、こんな経験をされた方はいらっしゃいませんか。
筆者もその経験者のうちの一人です。
というかこの状況、結構経験しています(笑)
他のクレジットカードを持っているならまだしも、現金の持ち合わせもない・カードもアメックスだけ!なんて時は目も当てられない状況になってしまいますね。
VISA・MASTERは比較的使える場所が多い
クレジットカードの国際ブランドは様々ありますが、その中でも日本国内の加盟店でよく目にするのは
- VISA
- MASTER
- JCB
- AMEX
- DINERS
あたりが一般的ではないでしょうか。
特にVISAとMASTERは使える範囲が非常に広く、
クレジットカード払いが可能=VISAとMASTERは使える
と言っても過言ではありません。
筆者もサブカードとしてVISAブランドのカードを保有しています。
アメックスが利用できない加盟店では、こちらを利用しています。
メインカードではホテルポイントを、サブカードではマイルを貯めて旅行に備えています(笑)
アメックスカードは加盟店が少ない?
一方で、アメックスカードやダイナースは利用することのできる加盟店がやや少ないのが特徴です。
とは言っても、大きな百貨店やスーパー・チェーンの飲食店などでは利用できるケースがほとんどです。
これからアメックスカードの発行を検討されている方は、2枚持ちでの使い分けが安心ですね。
(※しかし、筆者がよく利用するPlaystation storeでは、アメックスカードが利用できません…)
こちらは、筆者がよく利用するお店に貼ってあったステッカーです。
VISAとMASTERのマークはあるものの、AMEXのマークがありません。
(TS3とは、TS CUBICカードというトヨタが発行しているカードの名称であり、国際ブランドではありません。)
一応確認の意味も込めて、レジを担当してくれた店員さんに聞いてみました。
筆者は、ここでアメックスカードを利用できる店舗が少ない理由を確信しました。
実は筆者の親戚も自営業をしているのですが、同じくVISA、MASTERのみ決済可能でAMEXは利用不可とのことです。
その時に尋ねた理由と、今回店員さんがおっしゃっていた理由は同じでした。
納得!アメックスカードが利用できない店舗が多い理由
実は、アメックスカードはVISAやMASTERと比べると、決済した際に店舗からカード会社へ支払う手数料が高額な場合が多いのです。
店舗によっては、VISAやMASTER利用時の手数料の倍近く支払う必要がある場合もあります。
筆者の親戚の店舗もそのケースに該当していたようです。
消費者側は利用の際一切手数料を支払う必要がないので気にすることではありませんが、加盟店側からしたら少しでも手数料を抑えるために利用できるカードの種類を制限するというのは納得できますね。
裏技!アメックスカードでLCC航空券を購入する3ステップ
使えない理由の前置きが長くなってしまいましたが、ここからは本来アメックスカードを利用できないLCCチケットの購入というケースにおいて、アメックスカードを利用できるようにする裏技をご紹介します。
アメックストラベルページにアクセス
まずはこちらからアメリカン・エキスプレス・トラベル オンラインページに移動します。
その後、右上のログインボタンから、アメックスオンラインにログインします。
エボラブルアジアで予約
ログインが完了したら、左側のタブ国内航空券を選択すると、以下のような表示が出ます。
エボラブルアジアのウェブサイトに移動するをクリックし、移動先のページで予約を進めます。
ページが移動した後は、利用したい空港・日程を入力して検索するのみです。
実際に予約を進めてみました。
予約条件
公式サイトの場合
スカイマークの公式サイトでは、以下の料金が確認できました。
501便の現段階での最安値は11,500円のようです。
同じ条件でエボラブルアジアの予約を検索してみます。
エボラブルアジアの料金
こちらは12,580円となり、公式サイトの最安値との差額は1,080円です。
ただし、どちらのサイトも残席数に応じて料金は変動しますので、実際に予約する際はそれぞれの料金を確認するのが賢明です。
エボラブルアジアで予約の場合はカード手数料3%!
ここで注意したいのが、エボラブルアジアで予約した航空券をカード決済する場合は3%の手数料が発生するということです。
と思われる方もいらっしゃると思いますが、LCCは公式サイトから予約してもカード決済手数料が発生する場合があります。
ピーチの場合
公式サイトにてピーチ(国内線)の航空券をカード決済した場合は、540円の手数料がかかります。
公式サイトで購入する場合はアメックスカードは利用できません。
ジェットスターの場合
ジェットスターの場合は、公式サイトでカード決済するとかかる手数料は500円です。
ちなみにジェットスターは、公式サイトから予約する場合でもアメックスカードが利用できます。
スカイマークの場合
スカイマークの公式サイトから航空券を予約し、カードで支払う場合は手数料がかかりません。
ただし、公式サイトからの場合アメックスカードは利用できません。
バニラエアの場合
バニラエアの場合は公式サイトからアメックスカードを利用した支払いが可能ですが、600円の支払い手数料が発生します。
(予約センター、空港カウンターの場合はアメックスカードでの支払い不可)
まとめ
アメックスカードは、旅行の際心強い特典やサービスを受けられます。
しかし、現状ではカードを利用することの出来ないサービスや店舗が少なくないのも事実です。サブカードとうまく使い分けることで、賢く活用しましょう。
さらに、LCCの航空券をカード決済する場合は、アメックストラベルオンラインを経由し、エボラブルアジアから予約するのもひとつの方法です
利用サイト | アメックスカードの利用可否 | カード決済手数料 |
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アメックス専用エボラブルアジア | ○ | 航空券代金の3% |
ピーチ | × | 540円 |
ジェットスター | ○ | 500円 |
スカイマーク | × | 無料 |
バニラエア | ○ | 600円 |
- 航空券自体の料金
- 手数料
- 公式サイトでアメックスカードが使えるかどうか
この3つのポイントをしっかり比較しながら、お得に支払い出来る方法を選んでみましょう。