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キャッシュレス決済したいのにクレジットカードが作れない!原因と解決方法を解説

2020年2月9日

世間ではキャッシュレス化が急速に進んでいますね。

様々なクレジットカード会社が新規入会キャンペーンを打ったり、国を挙げてのキャッシュレス化推進運動である消費者還元事業等も話題です。

これを機に、クレジットカードを発行してみよう!
既にクレジットカードを持っているけど、別のカードも申し込んでみよう! 

とお考えの方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

今回の記事では、キャッシュレス化の際にクレジットカードを発行できない原因と解決策についてご紹介します。

なお、今後どのキャッシュレス決済を使うか迷っている方は、2020年2月現在で実施中のキャンペーンまとめ記事を合わせてご確認ください。

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こんな方におすすめ

  • キャッシュレス化を検討している
  • クレジットカードを申し込みたいが、審査落ちが不安
  • 実際にクレジットカードの審査に落ちた
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クレジットカードが作れない!?審査に落ちる4つの主な理由

ご存知の方も多いかとは思いますが、クレジットカードを発行する際は所定の審査が必須となります。

審査の基準はクレジットカードや券面によって異なります。

まずは審査に落ちる理由について確認していきましょう。

そもそもクレジットカード審査の最低条件を満たしていない

ひとつ目の理由は、カード会社が必須条件として提示している条件を満たしていない場合です。

必須条件は公式サイトに明示されている場合がほとんどで、それを確認せずに申し込んだ場合は審査に落ちてしまいます。

クレジットカード審査条件の一例

  • 年齢(20歳以上/高校生不可など)
  • 安定した収入のある方

公式サイトにこういった条件が記載されている場合があります。

ただし、他にもいろいろな要素を多角的に審査されるため、これさえ満たせば必ず審査に通るというわけではありません

審査落ちの例

  • 学生不可のカードに高校生が申し込んでいる
  • 主婦不可のカードに主婦が申し込んでいる
  • 1枚のみ発行可能なカードの2枚目を申し込んでいる

まずは、カード会社が定めている最低条件を満たしているかどうかを確認してみましょう。

直近にクレジットカードの多重申し込みを行なっている

意外と多い審査落ちの理由はこちらです。

クレジットカードを短期間に複数枚申し込むと、審査に落ちやすくなります

カード会社にとっては、複数枚のクレジットカードの上限額まで使い込んだあとに、自己破産をされるなどの貸し倒れのリスクが高まります。

そのため、直近に何枚もカードを申し込んでいると審査落ちの可能性が高まるというわけですね。

筆者は現在クレジットカードを30枚ほど保有していますが、過去には何度か審査落ちを経験しております。

当時の状況を考えると、筆者の場合審査落ちの理由のほとんどがこちらに該当するのではないかと考えています。

信用情報に、支払滞納や自己破産などの金融事故歴がある

金融事故歴は、信用情報に登録され、クレジットカードの審査の通過に大きく影響します。

自己破産や債務整理などの大きな金融事故以外にも、他のクレジットカードの支払滞納も、審査の上では大きなマイナスポイントとなります。

たった1回だけクレジットカードの支払いを滞納しただけでも、それ以降の審査に通らなくなってしまうというケースは少なくありません。

審査ハードルが高すぎるクレジットカードに申し込んでいる

いわゆるゴールドカード以上のクレジットカードに関しては、一般的なクレジットカードに比べると審査難易度が上がります。

他にもアメックスのプロパーカード銀行系のクレジットカードなど、比較的難易度が高いクレジットカードも存在します。

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これらのカードは審査難易度が高く、他のクレジットカードと比べて審査落ちの可能性も増加します。

審査落ちの際の確認ポイント

  • クレジットカード発行の最低条件は満たしていますか?
  • 直近で複数枚のクレジットカード申込を行っていませんか?
  • 過去に支払滞納などの金融事故歴はありませんか?
  • 審査難易度の高いクレジットカードに申し込んでいませんか?

クレジットカードを作れない場合の解決策は?きちんと対策をして目指せキャッシュレス化

審査に落ちてしまう主な理由をご説明してきました。

しかし、1度審査に落ちてしまったり、過去に支払いの滞納をしてしまったからと言って、クレジットカードが全く作れなくなるわけではありません。

実際に落ちてしまった場合の対策を確認して、諦めずにキャッシュレス化を目指しましょう。

新規クレジットカードの申込は、審査落ちから6か月経過してから

クレジットカードの審査に落とされると、「この人はクレジットカードの審査に落ちました」というデータが残ります。

そのデータはCICという機関に登録され、審査に落ちたクレジットカード会社以外も確認をすることが出来るようになっています。

Aという会社のクレジットカードに申し込み

審査落ち

すぐにBという会社のクレジットカードに申し込み

ということを行ってしまうと、Bという会社は「この人は過去にAという会社のクレジットカードに申し込み、審査落ちした」というデータを確認出来てしまうというわけです。

Bという会社の立場に立ったら、過去に別の会社のクレジットカードの審査に落ちた人に対して、自社のクレジットカードを発行するのはリスクがあると考えるわけです。

なお、このデータはクレジットカードを申し込んでから6か月間CICに残り続けます

そのため、審査落ちをしたという不利なデータを確認されないためにも、クレジットカードの審査に落ちてから別のカードを申し込むまでは最低6か月空けるようにしましょう。

一度に大量のクレジットカード申込はNG!月に1枚までを目安に

キャッシュレス化が話題となり、各クレジットカード会社は様々な新規入会キャンペーンを実施しています。

魅力的なキャンペーンにつられて、短期間に何枚もクレジットカードを発行するのは、前章でもご説明したように審査落ちの原因となります。

筆者は過去に、多くて月に5枚ほどクレジットカードの新規発行を行ったことがあります。

するとある時を境に、それまで順調に発行出来ていたクレジットカードが、いきなり一切審査に通らなくなりました。

審査落ちをしたのが初めてだった筆者は慌てて、以下のような負の連鎖に陥りました(笑)

クレジットカードの審査に落ちる

慌てて他のクレジットカードを申し込む

また審査に落ちる

以下、繰り返し

こうなってしまうと、「審査に落ちた」というデータがどんどん増え続け、さらにそのデータが消えるまでの期間も長くなります。

クレジットカードの発行は月に1枚まで、審査に落ちたら慌てずに6か月は新規申し込みを控えるということが重要になります。

CICに信用情報開示を請求して、状況を確認してみよう

実は、審査落ちやクレジットカードの支払滞納の履歴などを、CICに問い合わせることが可能です。

  • 自身の過去のクレジットカード申込履歴(6か月間)
  • 自身の過去のローン申込履歴(6か月間)
  • 自身の過去のクレジットカード支払い履歴・滞納履歴(5年間

クレジットカードやローンの申込履歴は6か月間しか残らないのに対し、滞納履歴は最長で5年間もの間残り続けます。

つまり、審査に不利な情報がCICから削除される頃に改めてクレジットカードを申し込めば、審査に通る可能性は高まるということになります。

どうしてもクレジットカードの審査が通らない場合は、情報を確認してみるのも良いかもしれませんね。

審査の難易度が低いクレジットカードに申し込もう。おすすめはポイント還元率も高い楽天カード

特にクレジットカードの種類にはこだわらず、ひとまずカードが作れればいい!という方には、楽天カードがおすすめです。

楽天カードの審査難易度はかなり低く、無職の方や学生の方でも審査に通過することが多いようです。

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さらにポイント還元率も、1%(100円につき1ポイント)と無料のクレジットカードの中ではかなりの水準です。

楽天のオンラインショップをよく利用する方は、さらに多くのポイントも貯められるため、審査難易度・ポイント還元率ともにおすすめの1枚です。

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まずは審査難易度の低い楽天カードを作って、しっかりと利用実績をためることで、将来的に別のクレジットカードを作れる可能性も高まります。

どうしてもクレジットカードを作れない場合は、銀行即引き落とし&キャッシュレス対応のデビットカードがおすすめ

いろいろ解決策を試したけど、やっぱりクレジットカードを作れない…

という方は、デビットカードの発行を検討してみるのがいいかもしれません。

デビットカードとは

支払いに使用すると、紐づけられた銀行口座から即時に引き落としが行われるカード。

立替が伴わないため、ほとんどの場合無審査(※)で発行が可能。

クレジットカードと同様に、決済に利用するとポイントがたまる場合が多い。

※一部、銀行残高が不足している際に自動的に立替を行うデビットカードの場合は、審査が必要。

クレジットカードのように、支払いを先延ばしにすることは出来ませんが、銀行に残高さえあれば、デビットカードでもキャッシュレス決済が可能というわけです。

さらに嬉しいことに、デビットカードの利用でもポイントが貯まりますので、使わない理由はないと言えますね。

ここがポイント!

クレジットカードを作れない場合は…

  • 前回の審査落ちから、最低でも6か月空けよう
  • CICに情報開示請求を行い、自身の過去の申込履歴や滞納履歴を確認しよう
  • 審査難易度の低いクレジットカードに申し込んでみよう
  • デビットカードでキャッシュレス支払いを検討してみよう

まとめ

キャッシュレス化の波に乗るべく、クレジットカードの発行を検討されている方は多いでしょう。

けれど、やはり審査に落ちるのはなるべく避けたいですね。

万が一審査に落ちてしまった場合でも、なぜクレジットカードを作れなかったかの理由さえわかれば、対策は出来ます

一度審査に落ちてしまっても、焦らずにこの記事でご紹介した方法を試してみるといいかもしれません。

これからクレジットカードを発行するうえで審査が不安な方や、既に審査に落ちてしまった方は、ぜひ参考にしてみてください。

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OSA

20代後半の会社員。ブライダル業界でホスピタリティに触れ合った経験から、自身の生活にも「ホスピタリティ」や「クオリティ」を求めるようになる。 所有クレジットカードは20枚以上で、普段の生活から頻繁に使える特典や、さらにはちょっとラグジュアリーな非日常体験をするためクレジットカードを日々活用。 趣味の旅行をする際に真価を発揮する航空系やホテル系のクレジットカードをメインに使用。 さらにクレジットカードポイントや付帯サービスの最大限有効活用し、「賢くお得に豊かな人生を」がモットー。

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