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SPGアメックスカードのポイントをお得に使うなら断然○○!

2018年10月23日

以前の記事では、SPGアメックスカードの活用方法や特典をご紹介しました。

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今回の記事では、貯めたポイントをお得に使う方法をご紹介します。

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SPGアメックスカードのポイントの価値は?

SPGアメックスカードは、100円につき3ポイント貯まります。

ただし、以下の記事でも紹介したように1回の利用につき、税込100円=3ポイント貯まるため、100円未満の数字は全て切り捨てとして扱われてしまいます。

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  • 税込100円の利用を10回=1,000円(ポイント付与:3ポイント×10回=30ポイント
  • 税込199円の利用を10回=1,990円(ポイント付与:3ポイント×10回=30ポイント

これはアメックスカード全体に言えることなので、1回あたりの利用でなるべくポイントの無駄が出ないように工夫する必要があります。

3ポイント=1.25マイル!ポイントをマイルに移行する場合

SPGアメックスカードを利用して貯めたポイントは、航空会社のマイルに移行することが可能です。

以下の3社の航空会社を除き、基本的な移行ルートは3ポイント=1マイルとなり、最低3,000ポイントから移行が可能です。

対象外航空会社

  • ニュージーランド航空Airpoints(200ポイント=1マイル)
  • ジェットブルー航空TrueBlue(6ポイント=1マイル)
  • ユナイテッド航空マイレージプラス (3ポイント=1.1マイル)

ただし、60,000ポイントを1度にマイルに移行することで、5,000ボーナスマイルが加算されます
(1日の移行上限は240,000ポイントまで)

60,000ポイント→20,000マイル+5,000ボーナスマイル=25,000マイル

ポイント付与率が3%ですので、還元率としては1.25%となります。

ココに注意

  • 3,000ポイント〜59,999ポイント=マイル還元率1%
  • 60,000ポイントごとに5,000ボーナスマイル追加により還元率1.25%
  • 1日の移行上限は240,000ポイント(つまり80,000マイル+20,000ボーナスマイル=100,000マイル分)まで

ですので、1.25%のマイル還元率を保ったまま移行する際は必ず60,000ポイントの倍数で交換するようにしましょう。

断トツオススメ!ポイントを宿泊に利用する場合

マイルを利用して特典航空券を発券する際、ビジネスクラスやファーストクラスの場合1マイル=10円以上で利用出来る場合があります。
たしかにお得ではありますが、その分特典航空券は取りにくい(=解放されている席数が少ない)のも特徴です。
また、国際線の特典航空券の場合は、路線にもよりますが数万円程度の諸経費が別途かかります。

そこで、筆者の個人的なオススメは断然ポイントを無料宿泊に利用する方法です。

理由は単純で、筆者は利用する航空会社にこだわりがないからです。

逆に言うと航空券はできるだけ安く済ませて、現地でのホテルやレストランにその分お金をかけたいというスタンスだからです。もちろんLCCにも搭乗します。

そして何より、マイルに移行すればその航空会社でしか使えないのに対して、ポイント宿泊はSPG・マリオット ・リッツカールトングループの計6,700軒のホテルで利用可能となります。

旅の可能性が大幅に広がります。

さらに、ポイントでの宿泊はSPGアメックスカードに付帯する無料宿泊特典と同様に、ブラックアウト日(特典除外日)がありません
部屋に空きさえあれば、いつでもポイントで宿泊が可能です。

ココがポイント

マイルに移行する場合

  1. 場合によっては1マイル=10円以上の価値で利用できる
  2. 特典航空券は予約しづらい
  3. マイルを利用した特典航空券利用の場合は、別途数万円程度の諸経費がかかる

ホテル宿泊で利用する場合

  1. 部屋に空きさえあればいつでもポイント宿泊可能
  2. 世界中6,700軒のホテルから好きなホテルを選べる

ポイント宿泊時の利用価値

では、ポイントを利用して宿泊予約をした際、実際1ポイント何円程度の価値で利用することが出来るのでしょうか。

いくつか例をあげて確認してみます。

リッツカールトン大阪の場合(2018年11月23日から2泊)

1つ目の例では、リッツカールトン大阪を挙げます。

2018年11月23日から、大人2名で2泊する場合、最安のお部屋は

60,000ポイント×2泊=120,000ポイント+600円(諸税)

で予約することが可能です。

同じ条件のお部屋を現金で予約する場合は、

92,000円×2泊+45,128円(諸税)=229,128円

となります。

600円の諸税を抜いて、1ポイント=約1.9円で利用できる計算になります。

アメックスカードは100円の利用で3ポイント貯まるカードなので、この場合は1.9×3=5.7%の還元率となります。なかなか悪くない数字ですね。

リッツカールトン 沖縄の場合(2019年5月3日から2泊)

続いては沖縄のリッツカールトンです。宿泊費の高騰するゴールデンウィークでの例を見てみましょう。

2019年5月3日から、大人2名で2泊する場合、最安のお部屋は

60,000ポイント×2泊=120,000ポイントとなります。

こちらは諸税等も全て含まれた数字ですので、別途現金での支払いは必要ありません。

同じ条件のお部屋を現金で予約する場合は、

132,300円×2泊+58,318円(諸税)=322,918円

となります。

1ポイント=約2.7円で利用できる計算となります。

SPGアメックスカードのポイント還元率は8.1%と言うことになります。かなりお得ですね。

アメックスゴールドカードと比較!ポイント利率がいいのはどっち?

SPGアメックスカードと同等のカードランク・年会費のプロパーカードはアメックスゴールドカードです。

SPGアメックスカードとプロパーのアメックスゴールドカードでは、どちらがお得にポイントを利用出来るのでしょうか。

アメックスゴールドカードの活用方法は、以下の記事でも詳しくご紹介しています。

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ANAマイルに移行するケース

SPGアメックスカードで貯めたポイントをマイルに移行する場合は、前述の通り還元率が最大1.25%となります。

一方、アメックスゴールドカードで貯めたポイントをマイルに移行するには、カード年会費とは別に5,000円+消費税を支払い、メンバーシップ リワード ANAコースへの登録が必須です。

さらに、1%の還元率をキープするためには、メンバーシップ・リワード プラス(年会費3,000円+消費税)に登録する必要があります。

貯めたポイントをお得に使えるようになるプログラムのメンバーシップ・リワード プラスについては、以下の記事で詳しく紹介しています。

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SPGアメックスカード

  • 移行手数料:無料
  • 還元率=1.25%(3ポイント=1.25マイル)

アメックスゴールドカード

  • 移行手数料:8,000円+消費税(メンバーシップ リワードANAコース&メンバーシップリワード プラス)
  • 還元率=1%(メンバーシップリワード プラスに登録していない場合は0.5%)

ANAマイルへの移行に関しては、必要手数料・還元率の両方を見てもSPGアメックスカードに軍配が上がります

 

ホテル無料宿泊として利用するケース

続いて、貯めたポイントをホテル無料宿泊に利用するケースを見ていきます。

実は、アメックスゴールドカードで貯めたポイントも、ホテル無料宿泊に利用することができます

SPGアメックスカード

  1. 100円利用=3ポイント
  2. SPGゴールドエリート資格あり
  3. ヒルトンHオナーズポイントへの移行不可

アメックスゴールドカード

  1. メンバーシップリワード プラス登録ありの場合=100円利用=0.99ポイント
  2. メンバーシップリワード プラス登録なしの場合=100円利用=0.495ポイント
  3. SPGゴールドエリート資格なし
  4. ヒルトンHオナーズポイントへも移行可能

こうして見てみると、ANAマイルへの移行・ホテル無料宿泊に利用する場合は、どちらもSPGアメックスカードの方がお得にポイントを利用できています。

一方で、アメックスゴールドカードはポイント利率こそ下がるものの、Hオナーズポイントへの移行可能なのが特徴です。ご自身の旅行スタイルに合わせてカードの使い分けをするのがベターです。

まとめ

SPGアメックスカードは、特典の使いやすさもさることながら、貯めたポイントもかなりお得に使うことが可能です。

SPGアメックスカードをメインカードとして利用し、貯めたポイントの半分をマイルに、残りの半分をホテル無料宿泊に充てることで、完全無料で旅行を楽しむことも可能となります。

ご自身の旅行スタイルに合わせてカードを選択し、ポイントをお得に活用してみてください。

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OSA

20代後半の会社員。ブライダル業界でホスピタリティに触れ合った経験から、自身の生活にも「ホスピタリティ」や「クオリティ」を求めるようになる。 所有クレジットカードは20枚以上で、普段の生活から頻繁に使える特典や、さらにはちょっとラグジュアリーな非日常体験をするためクレジットカードを日々活用。 趣味の旅行をする際に真価を発揮する航空系やホテル系のクレジットカードをメインに使用。 さらにクレジットカードポイントや付帯サービスの最大限有効活用し、「賢くお得に豊かな人生を」がモットー。

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