コンビニでの買い物というと、1,000円以下の少額な買い物で済むことが多く、クレジットカードを出すのをなんとなくためらってしまうという人もいるのではないでしょうか?
しかし、何もためらう必要はありません。コンビニでもスマートなクレジットカード決済が可能です。
ここでは、コンビニでのクレジットカードの使い方についてご紹介していきます。
コンビニでのクレジットカードの使い方
コンビニでもクレジットカードを利用することができます。
コンビニでスマートにクレジットカード払いするために、まずはクレジットカードでの支払いの流れを確認しておきましょう。
なお、コンビニによっては自分で端末を操作することもあります。
また、クレジットカードをApple Payに登録して支払う、よりスマートな使い方もご紹介します。
クレジットカードのコンビニでの基本的な使い方の流れ
コンビニでは、次のような手順でクレジットカードを使うのが一般的です。
- 店員さんにクレジットカードで支払いたい旨を伝える
- 店員さんにクレジットカードを渡す
- 店員さんが端末を操作してクレジットカードでの支払い処理をする
- クレジットカードとレシートを受け取って支払完了
自分で端末を操作するコンビニの場合
クレジットカード払いの際に、クレジットカードを店員さんに渡すことなく、自分で端末を操作するコンビニもあります。
例えば、ローソンがそうです。
まずは、店員さんにクレジットカードで支払いたいことを告げたら、次のように操作します。
- ICチップ付きのクレジットカード・・・カードリーダーにカードを差し込む
- ICチップが付いていないカード・・・カードの磁気部分をシュッとスライドさせて読み込ませる
あとはレシートを受け取るだけでOKです。
Apple Payで支払いたい場合
コンビニでのスマートなクレジットカード決済には、ApplePayも便利でおすすめです。
ApplePayとは、iPhoneで使える非接触型決済サービスのことで、ApplePayに手持ちのクレジットカードを登録することにより、財布からクレジットカードを取り出す必要すらなくなります。
iPhoneをかざすだけで支払いを済ませられるからです。
例えば、Face ID 搭載のiPhoneの場合、店員さんにApplePayで支払う旨を伝えたら、次のような手順で支払います。
- iPhoneのサイドボタンをダブルクリック
- Face ID またはパスコードで認証
- カードリーダーにiPhoneの上部をかざす
これだけですから、ApplePayならとても簡単でスマートですね。
使い方に注意!コンビニでクレジットカード払いできないものとは
ところで、コンビニでクレジットカードを使う際には注意しておきたいこともあります。
コンビニにはクレジットカードで支払えないものもあるからです。
コンビニでクレジットカード払いできないもの
次のような支払いについては、コンビニではクレジットカード払いできないのが一般的です。
- 公共料金など収納代行
- コピーやファックス、写真プリントなど
- 切手・印紙・ハガキ・年賀ハガキなど郵便関連
- クオカードやテレホンカード、プリペイドカード、ビール券、ゴミ処理券など、その他金券類
- 電子マネーへのチャージ
ただ、セブンイレブンではちょっとした裏ワザが使えます。
なぜなら、セブンイレブンなら電子マネーnanacoが使えるからです。
電子マネーnanacoを使った裏ワザとはいったいどのようなものなのでしょう?
セブンイレブンでのクレジットカード払いの裏ワザ
※画像は電子マネーnanaco公式サイトより引用
セブンイレブンで使える電子マネーnanacoには、クレジットカードからチャージをすることができます。
クレジットカードで支払いたい金額を、クレジットカードから電子マネーnanacoにチャージするのです。
そうすることで、本来クレジットカード払いできないものも、クレジットカードからチャージした電子マネーnanacoを使って支払うことができます。
電子マネーnanacoは、セブンイレブンのマルチコピー機でも使えるため、クレジットカードでチャージした電子マネーをコピーやファックス、写真プリントなどに利用することも可能です。
また、レジでの公共料金などの収納代行の支払いにも使うことができます。
ただし、最近になって収納代行の一部で、以下のように電子マネーnanacoが使えなくなってしまったものもありますので、注意が必要です。
- 寄付(ふるさと納税を含む)
- 募金
- ローンや融資などの返済
- クレジットカード利用代金(ショッピング・キャッシング)の返済等
- セブンイレブンにおける収納代行サービスの一部(オリンピックのチケットなど)
クレジットカードのコンビニでの使い方Q&A
では最後に、コンビニでのクレジットカードの使い方について、よくある疑問を解決しておきましょう。
コンビニではどのクレジットカードも使えるの?
次のような主要な国際ブランドのクレジットカードであれば、通常ほとんどのコンビニで利用できると考えて大丈夫です。
- VISA
- MasterCard
- JCB
- アメックス
- ダイナースクラブ
少額でクレジットカード払いするような使い方は迷惑じゃない?
少額の買い物なのにクレジットカードを使ったら、お店の迷惑になると思っている方もいるのではないでしょうか?
しかしそんなことはありません!世の中キャッシュレス決済の時代です。
確かに、クレジットカードを利用するとお店側が手数料を負担しなくてはならないことから、中小の街の商店ではクレジットカード決済を嫌がるところもあるかもしれません。
しかし、大手のチェーン店は中小の商店に比べるとお店の手数料負担も低く設定されています。
また、コンビニではサインも暗証番号も不要なことが多いので、店員さんにとっても現金をやり取りする手間が減り、むしろ助かる面もあるのです。
そのため、コンビニでクレジットカード払いした際の手数料について、お客さん側が心配する必要はありません。
クレジットカード払いなら、キャッシュレス決済による消費者還元の対象でもあり、ポイントも貯まりますので、むしろクレジットカード払いにした方がお客さんにとってはおトクです。
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まとめ
ここでは、コンビニでのスマートなクレジットカードの使い方についてご紹介しました。
コンビニでの買い物は比較的少額なので、クレジットカードでは支払いにくいという人も多いのですが、今ではキャッシュレス決済が当たり前の世の中になりました。
また、ApplePayを使えば、直接クレジットカードを出すわけではないので、抵抗なくスマートにクレジットカード決済をすることができますね。
大手コンビニでは、ほとんどのクレジットカードが使えますので、ぜひ本記事を参考に、コンビニでもクレジットカードでスマートなお支払いをしてみませんか。