オリコカードザポイント

オリコのゴールドカード6種類を比較する。この1枚がベスト

2019年5月28日

オリコカードのラインナップには、大変多くの種類があります。

法人カードを除くゴールドカードだけでも、格安ゴールドカードを含み6種類もあるのです。これだけ多いと、どれにしようか悩んでしまうでしょう。

オリコのゴールドカード選択の、アドバイスをします。どうぞお付き合いください。

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オリコのゴールドカードはなぜ種類が多い?

オリコのゴールドカードは6種類。以下のように分かれます。

  • 年会費が2~3千円前後の格安ゴールドカードが3枚
  • 年会費5千円のリボ専用カードが1枚
  • 年会費1万円程度の本格派ゴールドカードが2枚

さらに、別の分類もあります。

  • ブラックフェイス基調の、新カードラインナップ2枚
  • 旧来の、金色のゴールドカード4枚

それぞれのカードは異なる個性を持っています。

ゴールドか、格安ゴールドかでも悩むところでしょうし、さらに種類が多いとなおさら迷いそうです。
申し込む人の、ゴールドカードを選ぶ目的にもよるでしょう。

ただ、ひとつアドバイスをしておきますと、銀行系カードでないため大きなステイタスを期待できないオリコの場合「パフォーマンス」を重視するほうがメリットが大きいです。

オリコの格安ゴールドには空港ラウンジを使えないデメリットがあるものの、上級ゴールドカードにないサービスも付帯しています。

(格安ゴールド比較) オリコカードザポイントプレミアムゴールド プレミアムゴールド アイゴールド
価格.comゴールドカードランキング 2位 91位 84位
デザイン 黒地に金の印字 金地 金地
年会費 1,950円(税込) 1,950円(税込) 3,000円(税別)
国際ブランド MasterCard
JCB
MasterCard
JCB
MasterCard
ポイント還元率 1.0%以上 0.5%以上 0.5%以上
代表的ポイント加算 入会6か月以内1.0%
iD、QUICPayで0.5%
オリコモール利用で1.0%
年間50万円以上利用で翌年0.75%
年間200万円以上利用で翌年1.0%
年間50万円以上利用で翌年0.75%
年間200万円以上利用で翌年1.0%
ポイント有効期間 1年(オリコポイント) 2年(暮らスマイル)+1年(オリコポイント) 2年(暮らスマイル)+1年(オリコポイント)
海外旅行傷害保険(治療費の上限) 200万円 200万円 200万円
国内空港ラウンジ利用 なし なし なし
MasterCard Taste Of Plemium ゴールド ゴールド ゴールド
その他  Orico Club Off えぶリコライフサポート倶楽部 ロードサービス
(ゴールド比較) オリコカードザワールド オリコカードザゴールド オリコカードゴールドアプティ
価格.comゴールドカードランキング 80位 75位 101位
デザイン 黒地に金の印字 金地 金地
年会費 9,800円(税込) 10,000円(税別) 5,000円(税別)
国際ブランド MasterCard MasterCard MasterCard
ポイント還元率 1.0%以上 0.75%以上 0.5%以上
代表的ポイント加算 入会6か月以内1.0%
海外利用で1.0%
オリコモール利用で1.0%
年間50万円以上利用で翌年1.0%
年間200万円以上利用で翌年1.25%
年間50万円以上利用で翌年0.85%
年間200万円以上利用で翌年1.1倍
ポイント有効期間 1年(オリコポイント) 2年(暮らスマイル)+1年(オリコポイント) 2年(暮らスマイル)+1年(オリコポイント)
海外旅行傷害保険(治療費の上限) 200万円 200万円 200万円
国内空港ラウンジ利用 あり あり あり
MasterCard Taste Of Plemium ゴールド ゴールド ゴールド
その他 空港手荷物配送サービ

航空機遅延保険
キャッシング金利15.0%
ロードサービス
キャッシング金利15.0%
ロードサービス
キャッシング金利15.0%
リボ払い専用(回避可能)

オリコのゴールドカードの機能の違い

オリコのゴールドカードについて、おおまかな特性を把握してみましょう。

ラインナップのうち「ゴールドアプティ」はリボ専用カードですが、リボを回避して実質1回払いにできますので、特殊なカードと思う必要はありません。

海外旅行傷害保険

オリコのゴールドカード6種類には、すべて海外旅行傷害保険が付いています。

ですが、「これ1枚あれば安心」といえるカードは1枚もありません。

海外旅行でもっとも大事な点はケガ、病気の際の治療費をまかなえることです。「死亡・後遺障害」の額を比較しても、それほど意味はありません。

この治療費の上限を比較すると、どのゴールドカードでも最大200万円です。もうちょっと欲しいところです。

オリコのゴールドカードの保険については、どのカードでも大差ないということになります。

ポイント加算

オリコカードには、旧ラインナップと新ラインナップとがあります。

新ラインナップは黒が基調のデザインになっていて、識別は容易です。

年会費が前者は税別、後者は税込になっているものが多いです。

新ラインナップはポイント還元率が高くなっており、最低でも1.0%はつきます。

入会後6か月間の、さらに1.0%加算も嬉しいものです。

特にオリコカードザポイントプレミアムゴールドの場合、内蔵されている電子マネー、「iD」「QUICPay」の利用により、ポイント0.5%加算のサービスがあります。

こまめにカードを使う人なら、安い年会費がますます安く感じるでしょう。

旧ラインナップは0.5%が基本なので、新ラインナップの半分です。ですが、利用金額によって翌年度のポイント還元率が高くなる仕組みになっています。

50万円、100万円、200万円と段階的にポイント還元率が高くなり、年間200万円使う場合は新ラインナップより高くなります。

旧ラインナップの場合、ポイント有効期間が2年と長いメリットもあります。さらに貯まったポイント「暮らスマイル」を、新ラインナップと同じ「オリコポイント」に交換することで、もう1年間ポイント有効期限が伸びます。

とにかくポイント還元率の高いほうがいい人には人気の新ラインナップですが、カードと太く長い付き合いをしたい人にとっては、旧ラインナップも価値があります。

格安ゴールドでは空港ラウンジ利用ができない

「ゴールドカードといえば空港ラウンジ利用」という人も多いでしょう。

国内空港の出発時にくつろぎ、あるいは仕事をしたい人には欠かせないもの。

オリコの場合、格安ゴールドカードでは、ラウンジ利用ができません。ラウンジ必須と思う人は、一般のゴールドカードにしましょう。

ゴールドアプティなど、年会費5千円(税別)ですが、ラウンジをはじめとするゴールドのサービスが充実しています。

サービス割引特典など

オリコのゴールドカードで最も人気があるのは「オリコカードザポイントプレミアムゴールド」です。

このカードにだけ、「Orico Club Off」というサービスがあります。

レストラン、ホテル、レジャー施設等が大幅に割引になります。特に最大55%オフになるレンタカー割引は特筆すべきものです。

上級のゴールドカードにないサービスなのです。

旧ラインナップのプレミアムゴールドにも、限定サービスがあります。「えぶリコライフサポート倶楽部」というものです。

ただ、中身はリソルグループの宿泊に偏っており、「Orico Club Off」と比較するとかなり見劣りがします。

オリコのすべてのゴールドカード(ただしMasterCard限定)にも、「MasterCard Taste Of Premium」というホテル・レストラン・旅行全般の割引サービスがあります。

こちらはOricoClub Offよりも高級感のあるサービスですが、どちらにも価値があります。

両方のサービスが受けられる、オリコカードザポイントプレミアムゴールド(MasterCard)に人気が集まるのはうなずけるのではないでしょうか。

結論

オリコのゴールドカードを比較しました。

結論として、オリコのゴールドカードでもっとも高パフォーマンスを誇るのは、新ラインナップの格安ゴールドである「オリコカードザポイントプレミアムゴールド」と断言します。

他のカードにないOrico Club Offと、iD、QUICPayのポイント加算は非常に優れています。

ただし、格安ゴールドのため空港ラウンジが使えない点は、あらかじめご認識ください。

それでも、カードと関係なく毎回千円支払ってラウンジを使うとしても、まだお釣りの来るカードだといえるでしょう。

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弁天小僧

クレジットカードのあらゆるサービス(海外旅行傷害保険・キャッシング・ポイント・ETCカードほか)に精通しているライターです。 カーシェアや中古査定のお得情報、法律関係まで幅広く執筆中。

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