ドコモショップで進められてdカードの入会を申請したのに結果落ちてしまったり、家族でドコモを利用しているのに何故審査に落ちてしまったんだろう…と疑問に思ったことはないでしょうか?
カードの審査が落ちてしまったときに、ほぼ100%の確率で審査を落とした理由は教えてはくれません。
審査が落ちた時にパッと思い浮かぶ原因として、自己破産や債務整理、他社カードの強制解約…
でもそんなこともなかったのに、何が原因なのか分からない場合に今回紹介するのが6つの原因です。
審査が落ちてしまった原因を解明し、dカードを発行できるようになる方法を紹介していきたいと思います。
信用情報の妨げになる6つの原因
dカードに限らず、クレジットカードを発行するには私たち自身と、カード会社の間での「信用」が大切なものになります。
そのため、特にカード会社が信用を見極めるために「個人信用情報」を重視していると言われています。
よくある原因として、6つを以下に紹介します。
- 過去に滞納した事実が1回以上ある
- 他社の借り入れが続いている
- クレジットカードを使用した形跡がない(持っているのに)
- キャッシング枠を申請している
- 半年以内に他社のクレジットカードを4枚以上申請した
- 安定した収入を確保できない
6つの原因をさらに詳しく掘り下げてみます。
滞納=返済能力の有無に関わる
「あれ?今月引き落としになっていない!」
残高不足、又は滞納通知が自宅に届いて滞納の事実を知った経験はないでしょうか。
クレジットカードは、一時的に商品の代金を「立て替えて」払っているものなので、返済がしっかりできる人なのかを見極める1番重要なポイントになります。
dカードに限らず、クレジットカードを入会するとき信用情報機関が管理している「個人信用情報」を元に、クレジットカードの利用履歴や、支払いが遅れていないか、強制解約になっていないかなどを過去5年分確認します。
dカードでいうとカードの利用実績を重視して審査しているように考えられます。
他社の借り入れを返済中=返済能力が低いとみなされる
キャッシングをしていて、現在も返済額が残っている場合「返済能力は低いだろう」と審査から落ちてしまう可能性があります。
返済額が少額なのであれば、早急に全額返済してからdカードの申し込みをしたほうが、信用情報でも傷は浅くてすみます。
クレジットカードは1度でも使っておいたほうがいい!
クレジットカード自体、初めて持つという方はいいのですが、作っているのに利用実績がないのは逆に怪しまれるという考えもあります。
「クレヒス」という言葉があるのはご存知でしょうか?
クレジットヒストリーの略で、契約時の個人情報であったり、取引の履歴を意味します。
20代頃から徐々にクレジットカードを持ち始める方が増え、30代以上でクレヒス履歴が全くない方は疑われやすくなります。
その理由として、自己破産やブラックリスト解除になったからカードを作れるようになったのかと、疑われてしまうからです。
クレヒスは、自己破産やブラックリスト解除になると真っ新な状態に戻ります。
真っ新な状態の場合、過去の履歴がわからず信用できるか見分けがつかないため、審査を落としてしまう可能性があります。
キャッシング枠は低めに設定しよう!
キャッシング枠は、年収の3分の1以上に設定してしまうと「総量規制」に引っ掛かることになり、絶対審査に落ちてしまいます。
dカードの場合、他社で分割払いやカードローンで年収の3分の1を超える借り入れがあった場合、新規の申し込みを審査で落としているので申し込む前に調べておく必要があります。
半年間で多数のクレジットカード=金策と思われる
不安だったり、自分の信用情報に自信がないからと言って多数のクレジットカードを申し込むのはNGです。
多数の申し込みは「金策で今のお金がカツカツだ」と審査されてもおかしくありません。
クレジットカードの申し込み履歴は、半年間信用情報機関に残ります。
dカードを申し込む場合、先に多数の申し込みをしてしまったのであれば、最後の申込日から6か月空けてから再度申請しましょう。
安定した収入が必要
dカードの審査で、返済がしっかりできるかを調べると共に「継続した収入」がしっかりあるかを審査します。
「じゃあなんで、学生や専業主婦でもdカードを持てるの?」という疑問の声がありますが、周りに安定した収入の方がいるからです。
親だったり、旦那だったりに安定した収入がある場合には審査は通ります。
個人でdカードを申し込む場合には、信用情報をもとに精査するのです。
また、無職でも不動産収入で継続した収入がある方は審査に通ることがあります。
dカードの審査基準は厳しいと思っておこう!
dカードは、一般的な「dカード」とワンランク上の「dカードGOLD」の2種類があります。
ドコモから発行しているクレジットカードですが、三井住友カードと提携しているため、審査も三井住友カード株式会社が行っています。
三井住友カード株式会社は、金融機関の会社のため「信用できるか」を重視します。
理由として、貸し倒れなどがあれば会社側が損をするわけですから、リスクを避けるためには審査で相手を判断する必要があるからです。
ここで覚えておいてもらいたいことは、銀行系の会社が審査をし、精査するdカードは審査が厳しいということです。
上記でも述べたように、1度でも支払いが遅れてしまっては厳しいかもしれません。
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審査期間は申し込みから最短5分!
申し込んでも結果が来ない…と不安に感じる方もいるかと思いますが、dカードは最短5分で審査完了のメールが届きます。
土日祝日でも、9時~19時50分の間にネットから申し込めば審査結果のメールは届きます。
審査に通っていなくても、返信は郵送又は登録したアドレスにメールは送られてきます。
ドコモユーザーであれば、合否の結果が確認しやすく、マイドコモの「ご契約内容確認・変更」ページからクレジットカードの合否についてのページに飛ぶことが可能です。
審査期間中、利用者によっては審査に時間がかかる場合もあるので、約1週間ほど見ておいたほうが良いでしょう。
dカードの審査に自信がない方が先にやるべき方法
ここまではdカードの審査に引っかかる原因や、審査基準についてお話してきました。
ポイントも貯まりやすく、使いやすいdカードは現在では人気のカードになっています。
そのdカードを申し込みたいけど、上記のことが気がかりで審査に自信がない…という方もいるのではないでしょうか。
別のクレジットカードを作り利用実績を証明する
dカードを申し込み一度審査に落ちてしまうと、そこから6か月は再度申し込みをしても高確率で審査には落ちてしまいます。
dカード申し込み前か、審査に落ち「6か月」を待たなければいけない状況の場合、他社のカードを作り利用実績を証明できるようになれば、dカードの申し込みが通る確率が上がります。
他社でも利用実績を積み、利用と返済を繰り返すことで「信用」されやすくなるのでこの方法が1番良い方法になるでしょう。
また、最近ではクレジットカードもネットでも入会することができ、審査も数秒で終わるものが多いのです。
ここでの審査はあくまで「仮」になってしまうので、本審査が通るかはわかりませんが、事前に自分が申し込んだときの状況をつかむことができるのでおすすめです。
他社の審査基準が違うクレジットカードを作る
上記にも書いたように、利用実績を証明することも大切なのですが、他社のクレジットカードの審査を受けることで自分の状況を知ることもできます。
dカード以外のクレジットカードでおすすめは「JCBカードR」と「ACマスターカード」です。
まず「JCBカードR」は、比較的審査が甘いと言われています。
急ぎでクレジットカードが欲しい方や、利用実績を作りたい方にはおすすめです。
次に「ACマスターカード」ですが、dカードと審査基準が異なるため作りやすい可能性が高いです。
ACマスターカードでは「3秒診断」というサービスがあり、本格的に申し込む前におおよその診断ができます。
いくつかの質問に答えるだけなので、今後の参考までに診断し作ってみるのも1つの手段です。
まとめ
今回はdカード申し込み時の、審査に落ちてしまう原因や回避するための方法を紹介していきました。
クレジットカード会社と私たちは「信用」でつながり、発行か否かを見極めている状態です。
一度の延滞も審査基準を妨げてしまうことなので、作った場合には特に支払い面で気を付けましょう。
以前他社で作ったけど、実際に使ったことがないという方も、ぜひ使ってからdカードの申し込みに進むことをおすすめします。
「信用」されるためにも、支払いの際は引き落とし日を忘れず、残高不足になっていないかを確認の上、クレジットカードを使ってお買い物をしてみましょう。
そうすることで、dカードの審査にも通りやすくなるかもしれません。