提携カードも含めると、たくさんの種類があるイオンカードですが、中にはイオンの電子マネーWAONが一体となっているカードと、そうでないものがあります。
イオンカードを選ぶ際の基準として、WAON一体型かどうかというのは、一つのポイントとなります。
そこで、ここではWAON一体型のイオンカードとはどんなカードなのか、その魅力を伝えるとともに、WAON一体型の最強カード「イオンカードセレクト」についてもご紹介したいと思います。
そもそも「WAON」とは?
※画像は公式サイトより引用
「WAON」というのは、イオンが提供する電子マネーのことです。
WAONカードにお金をチャージしておくと、WAON加盟店で買い物をする際に、カードをかざすだけで決済をすることができます。そして、WAONで買い物をするたびにポイントもたまっていきます。
WAONカードへのチャージは現金だけでなく、イオンカードやイオン銀行、それにポイントからも可能です。
イオンカードの種類
イオンカードは、提携カードも含めると実にたくさんの種類のカードがあり、どれを選んだらよいのか迷ってしまいますよね。
一般的なクレジットカードの機能のみが搭載された、ノーマルなイオンカード(一般)もあれば、電子マネーWAONが一体化されたカードもあり、さらにはイオン銀行のキャッシュカードも搭載されているイオンカードセレクトといったものもあります。
また、イオン側からゴールドカードへのランクアップの案内が届いた方は、年会費無料でゴールドカードを持つことも可能です。
加えて、それぞれの提携先でおトクになる提携カードもたくさんあるのですが、提携カードについては、WAON一体型でないものが多いですね。提携カードの場合は、ゴールドカードへのランクアップもありません。
イオンカードの種類については、下記記事に詳しくまとめていますので、参考にしてみてください。
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WAON一体型ならオートチャージの登録ができて便利!
前述のとおり、WAONへのチャージ方法はいくつかあるのですが、オートチャージをすることもできます。
オートチャージとは、WAONにチャージされた金額が一定額を下回ったら自動的にチャージされるしくみのことです。
例えば、「WAONの残高が3,000円未満になるタイミングで、5,000円をオートチャージする」といった設定をあらかじめ登録しておくことができるのです。
オートチャージできるカードは、次のとおりです。
- WAONカードプラス
- イオンカード(WAON一体型)
- イオンカード(WAON一体型/G.Gマーク付)
- イオンカードセレクトなどです。
つまり、WAON一体型のカードならオートチャージができて便利だというわけです。
参考
◆WAONカードプラスとは
WAONカードプラスは、WAON一体型でないイオンカードを持っている方などが申し込めるWAONカードなのですが、発行手数料が300円(税込)かかりますので、最初からWAON一体型のイオンカードにした方がおトクです。
1枚で3つのポイントをためられるWAON一体型イオンカード
また、WAON一体型のイオンカードの魅力の一つは、イオンの3つのポイントを1枚のカードでためられるところです。
イオンの3つのポイント制度
イオンには3つのポイント制度があります。
- クレジットカード払いでたまる「ときめきポイント」
- カードの提示&現金払いでたまる「WAON POINT」
- 電子マネーWAONの利用に応じてたまる電子マネー「WAONポイント」
なお、電子マネーWAONをイオングループ各店やWAON POINT加盟店で利用した場合は、電子マネーWAONポイントではなく「WAON POINT」がたまります。
これらのイオンカードの3つのポイント制度については、下記の記事で詳しく解説しています。
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イオンカードの3種類のポイント制度をお得に使いこなす方法
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WAON一体型のカードを選べば、これら3つのポイントを1枚のカードで上手にためることができて便利です。
WAON一体型の最強カードはイオンカードセレクト
※画像は公式サイトより引用
さて、WAON一体型のカードにもいくつか種類がありますが、その中でも最強のカードがこちらの「イオンカードセレクト」です。
イオンカードセレクトは三位一体
イオンカードセレクトには、クレジットカードとWAONが一体化されているだけでなく、イオン銀行のキャッシュカードも一体化されています。
そのため、これ1枚で3つの役割を果たしてくれるわけです。これなら財布の中にカードが何枚もあふれることなく、スマートに使うことができますね。
イオンカードセレクトならオートチャージでポイント二重取り
オートチャージできるのが魅力のWAON一体型イオンカードの中でも、イオンカードセレクトについては、WAONでの買い物だけでなく、オートチャージの際にも200円ごとにWAONポイントを1ポイントを獲得することができます。
オートチャージでもポイントを受け取れるのは、イオンカードセレクトだけです!
ただ、イオンカードセレクトのオートチャージの特徴は、クレジットチャージではないという点です。
事前にオートチャージの設定をしておくと、イオン銀行の口座残高から電子マネーWAONにチャージされます。つまり、自動的にイオン銀行の口座から引き落とされることになります。
WAONポイントはというと、1カ月あたりのオートチャージ利用合計額200円ごとに1ポイントが加算され、翌月17日以降にWAONステーションで手続きをすることによって、受け取ることができます。
注意!イオンカード発行時WAONのポイント移行は自分で!
さて、便利でおトクなWAON一体型のイオンカードですが、ウィークポイントがあるとしたら何でしょう?
それは、ポイント移行についてです。
クレジットカードには有効期限がありますので、イオンカードも有効期限が近くなると新しいカードが発行されます。新しいカードが発行された際に、WAON残高やポイントを新しいカードに移行する手続きを、自分でしなくてはいけないのです。手続きは、最寄りのWAONステーションで行います。
※画像は公式サイトより引用
ポイント移行手順
- 移行前のカードを所定の位置に置いてしばらく待つ
- メニュー画面から「各種設定・変更」を選ぶ
- 「新カードへの移行」を押す
- 新しいカードを置いてしばらく待つ
- 新しいカードを取り、移行前のカードを置いてしばらく待つ
- 移行残高を確認したら「アップロード」を押す
- 移行前のカードを取り、新しいカード置いてしばらく待つ
- 移行残高を確認したら「ダウンロード」を押す
- 利用可能残高とWAONポイントが表示されるので確認し、必要であれば「レシート」を押して完了
カードの再発行をした場合についても、同様に自分でポイント移行の手続きをしなくてはいけません。
再発行の場合は、「新しいカードへの移行」ではなく手順3で「再発行カードへの移行」を押しますが、他の手順は同じです。
まとめ
ここでは、WAON一体型のイオンカードとはどんなカードなのか、その魅力をお伝えし、また最強カードのイオンカードセレクトについてもご紹介しました。
WAON一体型のイオンカードの特徴は次のとおりです。
ポイント
- WAONカードプラス発行手数料(300円)無料!
- 電子マネーWAONのオートチャージが可能!
- 3つのポイントを1枚のカードでためられる!
そのため、WAONを利用することが多いのであれば、断然WAON一体型のイオンカードをおすすめします。中でもイオンカードセレクトは、オートチャージでWAONポイント二重取りすることもできるので、とてもおトクですよ。
ぜひご利用ください。