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プライオリティパスが無料付帯!おすすめアメックスカードは?

2018年10月27日

(2019年8月 重要追記: アメックスプロパーカードに付帯するプライオリティパスの一部が改悪されました。詳しくは以下の記事とあわせてご確認ください。)

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旅行好きの方はご存知の方も多くいらっしゃると思いますが、空港にはラウンジと呼ばれるスペースが設けられています。

安定したWi-fi環境があったり、ソフトドリンクや軽食を無料で提供しているラウンジから、アルコール類やビュッフェスタイルの食事を用意しているものまで、種類や豪華さも様々です。

今回の記事では、比較的豪華なラウンジを利用するのに必要なプライオリティパスが付帯するアメックスカードをご紹介します。

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プライオリティパスとは

プライオリティパス とは、年会費・利用料を支払うことで世界1,200ヵ所以上の空港ラウンジを利用することの出来る会員権のことです。

年会費・利用料ともに高額!プライオリティパスの料金

こちらは、プライオリティパスを通常の手続きで申し込んだ際の年会費と利用料です。

スタンダード

年会費:99ドル

利用料:32ドル(同伴者も32ドル)

スタンダード・プラス

年会費:299ドル

利用料:年10回まで無料(以降32ドル/ 同伴者は1回目から32ドル)

プレステージ

年会費:429ドル

利用料:無料(同伴者は32ドル)

こうして見てみるとなかなかに高額ですね。

プレステージ会員に関しては、アメックスゴールドカードの年会費(29,000円+消費税)ですら余裕で超えています。

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日本国内の空港ラウンジを使えるプライオリティパス

高額な年会費・利用料を支払って利用出来るラウンジにはどんなものがあるのでしょうか。

プライオリティパスで入場出来るラウンジは、海外にはもちろんのこと、国内の空港にも数カ所存在しています。

ここでは、関西国際空港の例を見て見ましょう

関西国際空港の場合

関西国際空港には、プライオリティパスを利用して利用できるラウンジが2ヶ所あります。

  • KAL BUSINESS CLASS LOUNGE

こちらは、大韓航空のビジネスクラス利用者向けに提供しているラウンジです。

大韓航空のビジネスクラス利用者「向け」なだけであって、専用ではないのがポイントです。

  • ぼてぢゅう

(2019年8月 重要追記: アメックスプロパーカードに付帯するプライオリティパスで、ぼてぢゅうの利用が不可になりました。詳しくは以下の記事とあわせてご確認ください。)

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2つ目のラウンジは、ぼてぢゅうです。

鉄板焼きやお好み焼きが美味しい、大阪の老舗チェーンのレストランです。

レストランがラウンジとして登録されていて、プライオリティパス 保有者はそこでの利用料金から割引を受けられるというシステムです。

ぼてぢゅうでは、プライオリティパスを提示すると税込3,400円まで割引を受けることが可能です。

アルコール類やサイドメニュー等にも値引きが適用されるため、お腹いっぱい食べて飲んでも3,400円までに収まれば実質無料で楽しめるということです。
(ただし、お持ち帰りメニューに関しては割引対象外/ 関西国際空港に到着の搭乗券では割引適用外

プライオリティパスを利用出来る条件

ここでいくつか疑問が浮かぶかと思います。

海外旅行なんて滅多に行かないし、プライオリティパスを使いこなせる自信がない…
飛行機搭乗の際はLCCがほとんど。プライオリティパスは使えるの?

ではここで、プライオリティパスを利用してラウンジに入場出来る条件を確認してみましょう。

  1. 有効なプライオリティパスを所持していること
  2. 当日発着の搭乗券を所持していること(到着便の搭乗券は不可の場合もあり
  3. 利用するラウンジがあるエリアへの入場権限が必要

3つ目の条件については、利用するラウンジがどこにあるのかが重要ということです。

ラウンジによっては、出国手続きを終えた後にのみ進むことの出来る制限エリアに位置しているものがあります。というよりも、制限エリアにあるラウンジの方が多いです。

ただし、関西国際空港にある2ヶ所のラウンジに共通しているのは、両方とも出国前のエリアに位置しているということです。

これはつまり、国内線利用の際でもプライオリティパスを使って入場が可能ということになります。

もちろんLCC利用時でも入場が可能です。

ただし、2つのラウンジは両方とも第1ターミナルに位置しています。

第2ターミナルから出発する便(Peachなど)を利用される方は、かなり早めに行動する必要がありますね。

ココがポイント

  • 国内線利用時でもプライオリティパスを利用できるラウンジがある
  • LCC利用時でもプライオリティパスラウンジに入場可能
  • ラウンジのある空港発着便の搭乗券が必須(到着便の航空券は不可の場合もあり)
  • 異なるターミナルにあるラウンジを利用する際は、時間にゆとりを持って行動を

プライオリティパスが付帯するプロパーアメックスカードは?

年会費・利用料ともに高額なプライオリティパスですが、実は保有するだけで自動的にプライオリティパスの資格を得られるクレジットカードがあります。

まずはプライオリティパスが付帯するプロパーアメックスカードをご紹介します。

プライオリティパスの年会費が無料になるアメックスカード

アメリカン・エキスプレス・カード

こちらのカードには、スタンダード会員(通常99ドル)の資格が付帯します。

しかし、特典は年会費のみだけで、ラウンジ利用には毎回32ドル必要です。

アメリカン・エキスプレス・カードの年会費は12,000円+消費税ですので、スタンダード会員の年会費とほぼ同等と言えます。

なお、家族カードでのプライオリティパスの発行はできません

さらにアメックスビジネスカードはプライオリティパス特典の対象外です。

アメックスゴールドカードなら年会費&年2回まで利用が無料!

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

年会費29,000円+消費税アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードにはスタンダード会員の年会費(通常99ドル)とあわせて、2回までの利用が無料となります。3回目以降に関しては32ドル利用料金がかかります。

なお、家族カード利用者も同じ特典を受けることができますので、(99ドル+32ドル×2回)×2名分=最大326ドル分の利用料金がカード年会費に含まれているというわけですね。

アメックスビジネスゴールドは、プライオリティパス特典の対象外です。

アメックスゴールドカードの他の特典は以下の記事で詳しくご紹介しています。

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アメックスプラチナなら空港ラウンジ使い放題!

アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード

最大4枚まで家族カードを無料で発行することの出来るアメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード(年会費130,000円+消費税)では、プレステージ会員の資格と合わせて、同伴者1名まで無料というかなりお得な資格が付帯します。

無料発行した4枚の家族カードでも同じ特典を利用できます

429ドル×5名=2,145ドル分が年会費に含まれているという計算です。

さらに同伴者1名と利用するとなれば、その価値はさらに上がりますね。

アメックスビジネスプラチナにも同等の特典が付帯します。

プライオリティパスが付帯するおすすめクレジットカード

プロパーのアメックスカード以外にも、プライオリティパス特典が付帯するクレジットカードが存在します。

プラチナカード以上の場合、多くのクレジットカードにプライオリティパスが付帯しますが、その分年会費も高額です。

ここでは、比較的年会費の安いクレジットカードで、プライオリティパスが付帯するカードをご紹介します。

年会費の割引制度があるセゾンアメックスカード

セゾン・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード

年会費が20,000円+消費税セゾン・プラチナ ・アメリカン・エキスプレス・カードには、本会員のみプレステージ会員(通常429ドル)の資格が付帯します。

プロパーのプラチナとは違い、同伴者と利用する場合は1名あたり2,000円+消費税が必要です。

家族会員はプライオリティパスの発行が不可能です。

さらにセゾン・プラチナ ・アメリカン・エキスプレス・カードは、年間200万円以上のカード利用で翌年の年会費が10,000円+消費税に割引されます。

プライオリティパス本会員のみで十分という方にはおススメです。

年会費1万円でプライオリティパス使い放題!楽天プレミアムカード

アメックスカードからは離れてしまいますが、楽天プレミアムカード年会費10,000円+消費税)には、本会員のみプレステージ会員(通常429ドル)の資格が付帯します。

こちらは同伴者1名につき3,000円+消費税が必要となります。

こちらも家族カードでのプライオリティパス発行は不可能です。

 

まとめ

カード名 カード年会費 1回あたりの利用料 同伴者料金 家族カードでのパス発行
アメリカン・エキスプレス・カード 12,000円+消費税 32ドル 32ドル ×
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード 29,000円+消費税 無料
(年2回)
32ドル
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード 130,000円+消費税 無料 1名まで
無料

(最大4名)
セゾン・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード 20,000円+消費税
(10,000円+消費税)
無料 2,000円+
消費税
×
楽天プレミアムカード 10,000円+消費税 無料 3,000円+
消費税
×

プライオリティパスをそのまま申し込むと、年会費・利用料ともに高額となります。

しかし、クレジットカードに付帯する特典をうまく利用することで、プライオリティパスの利用料だけでクレジットカードの年会費分をまかなうことも可能です。

上の表を参考にして、ご自身のスタイルにあったクレジットカードを見つけてみてくださいね。

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OSA

20代後半の会社員。ブライダル業界でホスピタリティに触れ合った経験から、自身の生活にも「ホスピタリティ」や「クオリティ」を求めるようになる。 所有クレジットカードは20枚以上で、普段の生活から頻繁に使える特典や、さらにはちょっとラグジュアリーな非日常体験をするためクレジットカードを日々活用。 趣味の旅行をする際に真価を発揮する航空系やホテル系のクレジットカードをメインに使用。 さらにクレジットカードポイントや付帯サービスの最大限有効活用し、「賢くお得に豊かな人生を」がモットー。

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