dカードを日常的に使っていて、残りの利用枠を確認したら「え?もうこれだけしか使えないの…」と驚いたことはありませんか?
そんな時に思いつく方法として「限度額の変更」ではないでしょうか?
ですが、限度額を引き上げるには手続きをふまなくてはいけません。
今回は、dカードの利用限度額を引き上げ・引き下げ、増額のための手続き方法や審査結果の確認、条件や注意点を紹介していきます。
ご利用可能額照会で利用額を把握しておこう!
限度額の引き上げの話の前に、まずは自分が毎月どれくらい使っているかしっかり確認していますか?
実は、多くの方がWeb明細にしてから、確認を怠っているケースが多いのです!
そのため、ついついカードでの決済が増え気付いた時には上限額ギリギリ…なんてことになってしまうのです。
毎月いくら使っているのか、あとどのくらい利用できるのかを調べるためには、まずはdカードのマイページに入りログインを行なってください。
「各種設定」を開くといくつかの項目の中に、「ご利用可能額照会」があります。
ご利用可能額照会をすると、あとどのくらい使えるのかを確認できますし、他のページでは「毎月引き落とされる額=自分の利用金額」を確認することもできるので積極的に利用しましょう。
限度額を増やすには別の方法もある
初めにお伝えしたいことは、限度額がギリギリな時に「限度額を引き上げる」方法の他に、もう一つ考えられる方法があるということです。
その方法は「別のクレジットカードを作る」です。
こちらの方法は急いで限度額を増やしたい方にはおすすめできませんが、有効な方法です。
クレジットカードを新たに作るためには、審査やカード到着まで日数がかかります。
限度額を増やしたいと思ったときは、こんな方法もあるよってことを知っておいてはいかがでしょうか?
利用限度額の増枠を申し込むときの注意点
利用限度額を引き上げ申請をするときは、必ず審査が必要になってきます。
申し込み時の注意点として、以下2つが挙げられます。
- 場合によってはdカードの利用停止
- 審査結果は書面で自宅に届く
審査結果によってはdカードが利用停止になる
利用限度額を引き上げる場合には、クレジットカードの支払い状況や他社への借金がないかなど、情報機関にて信用できる方かどうか精査します。
申し込み時に申請している年収情報や、全部まとめた時の借金部分なども審査に響くので場合によっては使えなくなる場合があるのです。
そうならないためにも、自分の年収に見合った引き上げ条件か今一度考えてみましょう。
書面が自宅に届く=内緒にしにくい
利用限度額を引き上げる際に、よくあることとして「家族に内緒」ということがあります。
ですが、dカードでは審査結果は書面で自宅に届くため、申請した方が不在のときに通知が送られてきた場合バレてしまう可能性があります。
バレるのが不安だと感じる方は、注意しましょう。
引き上げの条件とは
利用限度額の引き上げを考えている方は、いくつか条件があるのでご自身が条件をクリアしているか確認してみましょう。
条件は6つ!
- dカードの入会から半年未満
- 学生・未成年
- 家族会員
- dカード利用停止中
- 未払い金がある
- 口座振替未設定
dカードでは、入会から3ヵ月以上口座振替手続きを済ませていない場合、dカード解約の可能性があります。
現在、口座設定をしないと申し込みできないような仕組みになっていますが、一応の確認のため口座設定していない方は早めに設定しておきましょう。
一時的な利用限度額引き上げの選択肢もある
一時的な限度額引き上げとは、最大で3ヵ月間ご自身が希望する期間だけ「ショッピング枠の利用限度額を引き上げる」ことを指します。
注意点として「1回払いの枠のみ」引き上げることが可能になります。
「分割払い・キャッシング枠」を引き上げることはできないので、一時的な限度額の引き上げを検討しているかたは気を付けましょう。
一時的な引き上げに限度額の上限はナシ!
申し込みの際には、10万円単位で引き上げを指定することができます。
利用限度額の上限金額は設定されていません。
審査結果は当日・翌営業日に確認できる!
一時的に利用限度額を引き上げる場合、当日中か翌営業日には結果を確認することができます。
結果は「電話」か「web」にて確認ができ、審査完了後すぐに使うことが可能です。
1~2週間後くらいに、郵送で審査結果が届くので、その時に確認することもできます。
継続的に利用上限額を引き上げたい!
一時的な利用上限額の引き上げではなく、継続的に上限額を上げたい場合、カード会社によって異なります。
ショッピング枠でも、1回払い・分割払い・リボ払いの限度額引き上げを別々に行う必要がある可能性があります。
dカードの場合は、分割払い・リボ払いを同時に引き上げてくれるようですが、申し込む方の信用情報によっては対応が変わる場合があります。
キャッシングリボ枠の引き上げは審査期間が7日
キャッシング枠を増やしたり、キャッシングの利用限度額を引き上げる際、審査を受けなくてはなりません。
キャッシングリボ枠の審査は時間がかかり、最大7営業日くらい見ておいたほうがいいかもしれません。
信用情報機関との関係で、場合により審査に年収証明書類の提出を求められることがあります。
その際は、証明書類が届き次第、審査が開始されるので7日以上審査にかかることになるので、さらに結果が届くのが遅くなります。
キャッシング枠を新設したいならdカード発行後がオススメ!
キャッシング枠の新設は、ショッピング枠の引き上げとは違い「入会後6カ月経過」の条件がありません。
なので、検討している方は「dカード発行後」をおすすめします。
特に入会したカードが「dカード GOLD」の場合、1番のメリットでもあるドコモの携帯電話料金に対して10%の還元が適用されるので、カードが自宅に届くなるのが遅くなってしまうと、還元されるまでの期間も遅くなってしまうということになります。
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利用額の引き下げは審査なしで手続きができる!
上限額を引き下げたい方は審査なしで行うことが可能です。
ですが、限度額を引き上げる際の手続きとは申し込み方法が異なり、web上からの手続きすることができないので電話で申し込みしましょう。
限度額の引き下げは10万円単位で申し込むことができ、最小10万円まで引き下げることが可能です。
引き下げの申し込みは最短10分で終わり、遅くても4日程で正式に反映されます。
ショッピング枠だけでなく、キャッシング枠や分割払い・リボ払いでも、引き下げを検討している場合は申し込むことで限度額を引き下げることができます。
引き上げの審査に1度で通るためにやってはいけない3つのこと
ここまで、利用上限額の引き上げ・引き下げについて紹介していきました。
引き下げの場合は関係ありませんが、引き上げに関しては必ず「審査」を行わなくてはいけません。
dカードに限らず、各カード会社は審査基準を公表していませんが、審査結果によってはカード自体の利用停止や利用上限額を引き上げ希望に対し、引き下げされる場合があります。
審査に響くような以下3点は注意しておきましょう。
審査が通らないアリ?1度でもやってはいけない過去履歴
- 様々な支払いの延滞
- 各社クレジットカードの乱用
- 入会から半年以内の解約
上記3点を半年~1年以内に行っている場合、審査で引っかかる可能性があります。
信用情報機関により、ある程度の過去の履歴が残っているため少なくともこの3点は気を付けましょう。
そして、この3点をクリアしていたとしても+αで審査基準があると思うので、一概だけとは思わないようにしましょう。
まとめ
今回は、dカードの利用上限額の引き上げ・引き下げ、審査に関わる注意点などをお話ししていきました。
dカードの利用上限額が不安な方は、最初から一定の基準を満たせばdカードGOLDを最初から作っておくことで、使える利用枠は増えた状態になります。
dカードは2種類しかないため、その上の「ブラックカード」は存在しません。
必ず、カードを申し込むときと同様に利用上限額の引き上げには「審査」がついてきますので、よく考え自分の過去履歴を理解したうえで申し込みしましょう。