楽天ゴールドカードの特徴5つ
まず最初に、楽天ゴールドカードの主な特徴をご紹介!大きく分けると5つの特徴に分けられます。
それぞれ楽天カードよりも優れている点となるため、いま楽天カードをお持ちの方でゴールドカードを検討中の方は是非1つの基準としてご覧ください!
空港ラウンジ特典が付帯している
楽天ゴールドカードを提示することで、以下の空港のラウンジを利用することができます。
北海道 | 新千歳空港 函館空港 |
---|---|
東北 | 青森空港 秋田空港 仙台国際空港 |
北陸 | 新潟空港 富山空港 小松空港 |
関東 | 成田国際空港 羽田空港 |
中部 | 中部国際空港セントレア 富士山静岡空港 |
近畿 | 関西国際空港 伊丹空港 神戸空港 |
中国 | 岡山空港 広島空港 米子鬼太郎空港 山口宇部空港 |
四国 | 高松空港 松山空港 徳島阿波おどり空港 |
九州 | 福岡空港 北九州空港 大分空港 長崎空港 阿蘇くまもと空港 鹿児島空港 |
沖縄 | 那覇空港 |
また、この他にもハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港と韓国の仁川空港が海外では利用可能です。空港ラウンジを利用できると、搭乗までの時間を快適に過ごせますよね。空港を利用する方にとってはかなり嬉しいポイントです。
ただし、これまで回数無制限だったこのサービスですが現在は8月31日~翌年9月1日の間に2回となっています。有限となっている点には注意しておきましょう。
楽天市場でのポイント還元率が楽天カードよりも高い!
楽天が発行するカードは楽天市場で利用することで還元率がアップします。楽天カードであれば1%の還元率が3倍となるのですが、楽天ゴールドカードの場合は5倍の5%に。
例えば年間10万円楽天市場で利用した場合、楽天カードとのポイント差は以下のようになります。
楽天カード | 3,000ポイント |
---|---|
楽天ゴールドカード | 5,000ポイント |
ポイント差 | 2,000ポイント |
1ポイントは1円の価値があるため、2,000円分の差が生まれることとなります。この差をどう考えるかは人によって異なりますが、楽天市場ユーザーの方で少しでも効率的にポイントを貯めたいのであればゴールドカードを検討してみると良いでしょう。
利用限度額が最大200万円に!
楽天カードの最大利用限度額は100万円と言われていますが、楽天ゴールドカードの場合最大利用限度額は200万円となります。
ただし、楽天カードのような流通系のカードを利用している方は、日常のお買い物に利用する程度に留まる方がほとんど。月に100万円も利用しないという方が多いでしょう。
クレヒス(※)の実績を積みたいという方にとっては嬉しいポイントですが、日常的に利用するだけの方であればそれほど大きな魅力にはなり得ません。
※クレジットヒストリーの略称。カードの利用実績のこと
海外保険や海外ラウンジなど旅行向け特典が豊富!
楽天ゴールドカードには、以下のような特典が付帯しています。
- 世界38ヶ所を拠点とする海外トラベルデスク
- 最大限度額2,000万円の海外旅行傷害保険
- ハワイ・サイパン・グアムにある楽天ラウンジの利用
- 海外レンタカー優待
- 海外での緊急再発行が無料
楽天カードでも利用できるものも含め、ゴールドカードであればこのような特典を海外で利用可能に。特にトラベルデスクはとても便利であり、「現地の観光スポット」「予約などの手続き」をサポートしてくれます。
海外では言葉が通じないということもあり、こういったサポートがあるととても心強いですよね。楽天ゴールドカードは海外で利用するのにおすすめです!
ETCカードを無料で発行できる
楽天カードの追加カードには「ETCカード」と「家族カード」がありますが、楽天カードにETCカードを追加しようとすると年会費が540円必要となります。その点、楽天ゴールドカードであれば、ETCカードを無料で発行することができます。
一方で、楽天カードに家族カードを追加する場合は無料でできるものの、楽天ゴールドカードの場合には年会費が540円掛かってしまいます。
楽天カード | 楽天ゴールドカード | |
---|---|---|
家族カード年会費 | 無料 | 540円 |
ETCカード年会費 | 540円 | 無料 |
追加カードの内、どちらを発行することになるのかについても良く考えておくといいでしょう。
楽天カードとどう違う?楽天ゴールドカードならではの魅力
次に、楽天ゴールドカードは楽天カードとどのように違うのかについて見ていきます。簡単に見れるよう要点を表にまとめてみましたので、是非参考にしてみてください!
楽天カードの比較表を見てみよう!
楽天カード | 楽天ゴールドカード | |
---|---|---|
年会費 | 永年無料 | 2,000円 |
ETCカード年会費 | 540円(ダイヤモンド会員であれば無料) | 無料 |
利用可能な空港ラウンジ | × | 国内29ヵ所+ハワイと韓国のラウンジ |
利用可能なラウンジ | グアム/サイパン/ハワイの楽天ラウンジ | グアム/サイパン/ハワイの楽天ラウンジ |
基本ポイント還元率 | 1% | 1% |
楽天市場でのポイント還元率 | 3% | 5% |
上記の表は、楽天カードと楽天ゴールドカードを比較したものとなります。基本的には本記事の冒頭で説明したゴールドカードに付帯する特典が主だった違いですね。
やはり空港ラウンジの利用が楽天ゴールドカードの1番大きな魅力。基本還元率については上がることはありませんが、どのカードもランクが上がるごとに還元率が上がるというシステムではありません。そのためデメリットにはならないでしょう。
実はそれほど大きな違いはない
表を見て気付いた方がいるかもしれませんが、楽天ゴールドカードは楽天カードの上ランクとはいえそこまで大きく違ったものではありません。もちろんメリットは楽天カードに比べ増えましたが、楽天カードでも利用できるラウンジもあります。
詳しくは後述しますが、空港をあまり利用しない方にとっては楽天カードよりも少し還元率が良い程度のカードに収まるでしょう。
どんな人が発行すべき?楽天ゴールドカードが合う方の特徴!
では次に、楽天ゴールドカードを発行するにあたっておすすめできる方の特徴をご紹介!楽天ゴールドカードを検討中の方で当てはまる方がいたら、是非発行してみてください。
将来プレミアムカードを目指している方
楽天プレミアムカードを将来的に持ちたいと考えている方は楽天カードよりもゴールドカードで実績を作った方が審査に通る可能性が高まります。
他のゴールドカードに比べランクは少し劣ってはいるものの(準ゴールド)、利用限度額も楽天カードに比べ増え、またゴールドカードを遅れることなく利用している実績は大きな信頼を得るのにピッタリ。
もちろん楽天カードを使ってるだけではプレミアムカードを発行できないというわけではありません。ただ、やはりゴールドカードでの実績の方がより大きな信頼を得れると言えるでしょう。
比較的頻繁に海外旅行をしている方
楽天ゴールドカードの魅力は、旅行先が国内外問わず空港ラウンジを利用できるという点。そのため、旅行が趣味という方にはピッタリです。
海外レンタカー優待もあり、さらに世界38ヵ所を拠点とする海外デスクで海外旅行も快適に。特に海外旅行へ頻繁に行く方は特典を最大限活用することができますね。
旅行へ、特に海外へよく行く方であれば楽天ゴールドカードを発行してもなんら問題ないでしょう。
発行前のチェックポイント!ゴールドカードは得か損か?
では最後に楽天ゴールドカードを発行する前に前へもって検討しておかなければならない事について見ていきます。クレジットカードは種類が多く、発行するのであれば自分に合ったものを発行するのが1番。
本当にこのカードを便利に活用できるのか、発行前必ず考えておくようにしましょう。
年に2,000ポイント還元を達成できるかどうか
こちらは単純に「年会費の元を取れるか」といったポイントとなります。基本的にクレジットカードは年会費に見合った特典が付帯しているかどうかが1つの判断基準となるのですが、2,000円という少額であればポイント還元で元を取るという考え方が1番適しているでしょう。
では一体いくら利用することで元を取ることができるのか、以下の表をご覧ください。
通常の利用(還元率1%) | 年に20万円 | 月に約18,000円~20,000円 |
---|---|---|
提携店での利用(還元率2%) | 年に10万円 | 月に9,000円~10,000円 |
楽天市場での利用(還元率5%) | 年に4万円 | 月に約3,500円 |
楽天ゴールドカードは利用場所によって還元率が異なりますが、通常利用の場合には年に20万円程度利用しなければなりません。完全に楽天市場での利用に限るのであればそれほど難しくはありませんが、ネットショップに限るという方は少数ですよね。
楽天ゴールドカードを検討中の方は、発行前に自分の予定している利用計画では年会費の元を取れるかを上記の表を参考に考えてみましょう。
楽天市場や空港ラウンジを利用しない方にはメリット無し
先述した通り、楽天ゴールドカードが楽天カードよりも優れている主だった部分は以下の3点となります。
- 国内空港ラウンジの利用
- グアムとサイパンにある楽天ラウンジの利用
- 楽天市場でのポイント還元アップ
これら3点は楽天ゴールドカードだからこそのメリットとなりますが、「空港を利用しない」「海外へ行くことはほぼない」「ネットショッピングは苦手」のような方は当然特典を利用できません。つまり、そういった方は特に楽天ゴールドカードを発行する意味がありませんよね。
仮に利用額によって年会費の元を取れたとしても、他の特典が付帯したカードを利用した方がお得です。発行する前に、自身の生活に楽天ゴールドカードの特典は合っているのかをよく考えるようにしましょう。
まとめ
本記事では、楽天ゴールドカードについて楽天カードとの比較も合わせてご紹介してきました。ゴールドカードとはいえ、JCBゴールドのような年会費に1万円以上掛かるものと比べると特典のクオリティは低くなっています。
しかし、年会費2,000円のカードで国内外の空港ラウンジを使えるカードは珍しく、それだけでも充分価値あるカードと言えます。楽天市場での利用でも還元率5%とかなり高くなっているため、楽天サービスユーザーの方であれば効率的に活用できるでしょう。
楽天ゴールドカードを検討中の方は是非参考にしてみてください!