今や楽天Payも含め、LINEPayやPayPayなど多くのキャッシュレスサービスが見られます。しかし、こういったキャッシュレスサービスはまだ拡大中であり、全員が全員使っているわけではありません。
「現金じゃないと不安」「楽天Payは知っているけど詳しくは知らない」という方ももちろんいるでしょう。しかし、キャッシュレスというのは実はとても簡単でお得なサービスなのです。本記事では基本的な概要から、利用するメリットまでを幅広くご紹介していきますので、是非参考にしてみてください!
楽天Payはどんなサービス?楽天Payでできること
楽天Payのマークは、今や多くのコンビニやお店で見かけるものとなっています。そのため、詳しくは知らないものの「楽天Pay」というサービス自体は目にしたことがある、という方も多いのではないでしょうか?
楽天Payの魅力に迫る前に、まず「楽天Payとは何か?」という点について見ていきましょう!
携帯のみで決済可能なキャッシュレスサービス
楽天Payとは楽天が提供する「キャッシュレス決済サービス」です。楽天Payアプリを携帯へインストールしクレジットカードを登録すると、お手持ちの携帯端末のみでの決済が可能に。以下のような方にはピッタリです。
- コンビニでの買い物が多い方
- 普段から荷物をあまり持たない方
また、決済に掛かる時間が1秒~3秒ととても早く、財布から現金を出して支払うよりも早く支払いを終えることができます。
筆者は「コンビニで買い物をしていたら電車に遅れてしまった」ということが良くありました。現金を支払うのは地味に時間が掛かるものです。こういった細かなシーンでも活躍が見込めると言えるでしょう。
楽天Payはここで利用できる!
楽天Payは街中のショップでもオンラインショップでも利用できますが、まだ提携店は拡大中。以下のマークがあれば使うことができます。
ジャンルも幅広く、数が多いため、ここで利用可能店舗全てを紹介することはできませんが、一部店舗は以下のように。
まだ拡大中ということもあり、他のサービスに比べるとやや提携店舗数が少ないと感じる方もいるかもしれません。ただ、今後はさらに多くの店舗での利用が見込めます。
自分のお気に入りの店舗が使えるかどうかは公式サイトにて検索することもできますので、お気に入りの店舗があれば調べてみましょう!
新しい電子マネー「楽天キャッシュ」を個人へ送ることができる
最近では、楽天の新しい電子マネーとして「楽天キャッシュ」というものが。楽天Edyなどと同様に、事前にチャージをすることで電子マネーとして使うことができます。
楽天Payアプリをインストールすることで使える電子マネーなのですが、実は楽天Payは支払いだけでなく「個人間での電子マネーのやり取り」も可能となっています。(送る方法は後述します)
シンプルで簡単!楽天Payの利用方法
では次に、楽天Payの利用方法について見ていきましょう。基本的に楽天Payは、「決済」「個人間の楽天キャッシュ移動」に使うことができますが、決済方法は以下の3種類があります。
- バーコードで支払う方法
- QRコードで支払う方法
- セルフ入力で支払う方法
どれかの方法がお得になる、というわけではありませんが若干操作の違いがあります。楽天キャッシュを送る方法も合わせて、上記の3種類の支払い方法についても詳しく見ていきましょう!
①バーコードで支払う
バーコードで支払うというのは、携帯端末に表示されるバーコードをお店側の方にバーコードリーダーで読み取ってもらうというもの。
※楽天Pay公式ページから引用
上記のように、アプリの支払い画面から「コード・QR支払い」を選択し、画面に表示されるバーコードを読み取ってもらうと決済が完了します。
楽天スーパーポイントや楽天キャッシュは、画面下部にある「すべてのポイント/キャッシュを使う」を選択することで利用可能。また、その一部を使いたい場合には隣の「設定」から「何ポイント/何キャッシュ使うか」「どちらを優先的して使うか」などを選ぶことができます。
②QRコードで支払う
次にQRコードで支払う方法ですが、バーコードでの支払いとは逆であり、お店側で用意しているQRコードを読み取るという方法となります。
※楽天Pay公式ページから引用
画像にあるように、画面の1番下にある「QR読み取り」を押すと読み取りモードとなります。基本的には金額は決まっているため、読み込んだ後の画面をスライドすれば決済は完了です。
③セルフ入力で支払う
次はセルフ入力による支払いです。自分で金額を入力し、店員の方に確認してもらい決済するという方法ですね。
※楽天Pay公式ページから引用
画面左側のメニューから「セルフでお支払い」を選択し、次に対象のお店を選択。その後に金額を入力して、確認画面をスライドすると決済が完了します。
ただし、QRコードやバーコードよりも作業量が多く、また仮に支払いミスがあった場合には楽天窓口へ連絡しなければなりません。特別な理由がない限りは、先ほど紹介した2つの決済方法で決済した方がいいでしょう。
④家族や友人へ楽天キャッシュを送る
楽天キャッシュは、送る相手が「連絡先に登録されていてもいなくても」関係なく送ることができます。手順はとてもシンプルであり、
- 「コード・QR払い」「送る」「ポイントカード」の内「送る」を選択
- 「連絡先を同期して送る」を選択し、電話帳から相手を選択
- 金額を入力し、必要があればメッセージも打ち込む
- 確認画面で確認した後、「スライドで送る」の部分をスライド
のステップで送ることができます。連絡先が知らない場合には、「連絡先を同期して送る」ではなく「一覧にいない人に送る」を選択。続いて金額をメッセージを打ちこみ確認した後、「リンクを作成」をタップし、LINE等のSNSでURLリンクを送信することで完了します。
現金のやり取りよりも手軽にでき、「お金を代行してもらった」「この前借りたお金を今すぐ返したい」といった時に有効な手段だと言えます。
楽天ユーザー必見!楽天Payを利用するメリット3つ
ここまで楽天Payについて内容から使い方まで紹介してきました。ただ、ご覧になった方の中には「カードがあればわざわざ楽天Payを使う必要はないのでは?」と考える方がいるのではないでしょうか?
そこで、ここでは楽天Payを使うメリットについて簡単にご紹介!先にまとめておくと、以下のような方にピッタリです。
- あまり現金やカードを持ち歩きたくない!
- ポイントを効率的に貯めたい!
- 呑み会や集まりの幹事をすることが多い方!
現金を持ち歩く必要がない
楽天Payを利用する1番のメリットは、「現金や、カード類を持ち歩く必要がなくなる」という点。今日の支払いは全てカードでと考えているのであれば、携帯端末のみを持っていくだけでお買い物を楽しむことができます。
また、仮に財布を落とした場合銀行カードやクレジットカードの利用停止手続きなど色々と面倒なことが多いです。楽天Payを利用することで、そういったリスクも軽減。
ただし、急に現金が必要になった場合には対応できません。また、楽天Pay提携店以外でも利用することができないため、その点に注意しておきましょう。
楽天ポイントが3倍に!楽天カードとの併用が効率的
楽天Payは利用の際、利用額の0.5%分のポイントを獲得できるシステムとなっています。楽天カードは基本還元率が1%であるため、楽天Payに楽天カードを登録して利用することで合計1.5%分のポイントを獲得できます!
また、楽天カードに限らず他カードであっても、
- 他カードのポイントプログラムで獲得できるポイント
- 0.5%分の楽天スーパーポイント
の2つを同時に獲得可能!さらに、ローソンで利用する場合にはPontaポイントカードのような「提示でポイントが貰えるカード」も併用することで3つのポイントが手に入ります。
- 楽天カードでの支払い→1%
- 楽天Payの利用→0.5%
- Pontaポイントカードの提示→1%
呑み会の幹事にはぴったり!
例えば呑み会などで「一人3.000円の支払いで6人いる」場合、幹事が先に18.000円を支払うことになります。そこで楽天Payを利用すると、還元ポイントは270ポイント。年に10回集まれば、次の呑み会の3.000円をカバーすることができます。
1回毎のお得になる額は少額ですが、ポイントを貯めるのが好きな方にとっては見逃せない数字です。
覚えておきたい注意点!楽天Payの利用前に知っておこう
では最後に、楽天Payを利用する上で気を付けたい点を見ていきます。いざという時に使えないと携帯端末だけではどうにもならないため、覚えておきましょう。
コンビニで多くのものを買う時には注意!
基本的に楽天Payの利用限度額は、50万円まで。登録カードの利用限度額がそれより低い場合にはその限度額までしか利用することができません。
また、コンビニでの利用限度額はさらに低く、一度に4.000円までしか利用することができません。
携帯が使えなければ利用不可!
楽天Payは携帯端末で利用するサービス。ネット環境さえ整っていれば利用可能なサービスですが、逆に電波が悪くネット環境が良いとは言えない場所では使うことができません。(駅地下、地下鉄等)
モバイルWi-Fiを持っている方であれば問題ありませんが、わざわざこのために契約するのはコストが掛かりすぎてしまいます。行く地域、場所の電波が悪そうだなと感じたら、現金やカードを用意しておく必要があります。
VISA/MasterCard以外のカードは登録不可!
楽天Payには楽天カード以外のカードも登録することができますが、国際ブランドはVISA/MasterCardのみ。その他の国際ブランドのものは登録することができません。
しかし、実は2018年7月に楽天の公式サイトにて「来春にかけてJCB/AmericanExpress/DinersClub/Discoverを追加予定」と発表しています。もう少し先にはなりそうですが、近い内にどの国際ブランドでも登録が可能になるということですね。
まとめ
本記事では楽天Payについて網羅的にご紹介してきました。楽天Payは、楽天カードを使っている方はもちろん、他カードを使っている方でも便利に活用できるサービスとなっています。
- なるべく現金を持ちたくない!
- 支払いをスムーズにしたい!
- ポイントをもっと貯めたい!
このような考えを持っている方がいましたら、是非検討してみてはください!