dカードGOLDを検索すると出てくるワードとして「騙された」「最悪」など、入会しようとしている方にとっては不安な文言がズラズラ…
実際、dカードGOLDはクレジットカードのゴールドカードランキングで1位を獲得していることもあり、使ってみて良いと思っている方も多いのですが、どのクレジットカードでもメリットがあればデメリットも存在します。
dカードGOLDを調べていく中で、デメリットというよりも「注意点」がいくつかあり、口コミで上記のような文言が書かれているのも勘違いが多く、ちゃんと理解した上で使うことが大切です。
今回は、dカードGOLDのデメリットや注意点から勘違いしやすいポイントをまとめてみました。
dカードGOLDのデメリットは4つ
口コミなどを見ていると、特に4点に関して悪評をつけている方がいました。
一応、dカードGOLDサイトでも記載はされているものの、一般カードの「dカード」とごちゃ混ぜに捉えている方も多いようなのでここで整理していきたいと思います。
- 年会費の発生
- ケータイ利用料金分のポイントは1000円単位
- ケータイ料金の支払いはポイントは貯まらない
- 電子マネーチャージでポイントは貯まらない
以下ではこの4点について、詳しく解説していきます。
dカードGOLDは必ず年会費が発生する
dカードとdカードGOLDの違いとして挙げられるのが「年会費」です。
dカードは初年度年会費無料で、次年度以降も年1回以上のdカードの利用で年会費無料になるので「実質年会費無料」はこのことをうたっています。
対する、dカードGOLDというと年会費に関しては優遇が一切ないので、毎年¥10,000+消費税の年会費が毎年必ずかかってきます。
ですがdカードGOLDでは、ケータイ・ドコモ光の利用料金に対し10%のポイント還元や、定期的に更新されるお得なポイント還元キャンペーンなどがあるので活用すれば年会費を上回るお得な使い方が可能なカードでもあります。
例えば年間100万円利用したとすると¥10,800相当の特典を受けることができます。
特典の内容としては、ケータイ割引クーポンやdショッピングクーポンなどから自分が利用したいものを選択することができます。
「100万円分も使わないし」と思う方もいるかと思いますが、公共料金や国民年金保険料などをdカードGOLDで支払いをまとめておくと、あっという間に年間の利用でそのくらいまでいってしまいます。
というのも、ドコモが発表している情報によればケータイ代金を含めた公共料金だけで、年間60万円使う計算になるそうです。
ガソリン代や、定期的に旅行にいく方、大きな買い物をする予定のある方は意外にもあっという間にクリアしてしまう金額でもあります。
dカードで買い物をすると、100円で1ポイント還元されるのと年間利用額特典が合わさることで、実質の還元率はかなりお得と言えます。
ただし、このお得を味わえるのはドコモユーザーならではなので、年会費以上にお得にdカードGOLDを使いたいならドコモユーザーの方にオススメです。
ドコモユーザーではなく、ゴールドカードを希望しない方はdカードでも十分満足できるでしょう。
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ケータイ利用料金分のポイントは1,000円につき100ポイント
ケータイ・ドコモ光利用料金のdポイント付与は、1,000円単位になっています。
なので、例えば利用料金が4,980円だった場合、980円の部分は切り捨てられるので400ポイント貯まる計算になります。
嬉しいことと言えば、貯まったdポイントをケータイ利用料金の支払いに使うことが可能なので、ケータイ利用料金の端数分をdポイントを使うことで今回のデメリット面をカバーしてくれます。
勘違いしやすい点として挙げられるのは、ドコモ光の利用料金にはdポイントを使うことができません。
ケータイ利用料金の支払いではポイントが貯まらない
上記を読んだ後に、こちらのデメリットを読むと「?」が浮かぶかもしれません。
ここが今回、1番勘違いしやすいポイントでもあり、とてもややこしく皆さんが疑問に思う点かと思いますので、なるべくわかりやすく説明していきたいと思います。
dカードGOLDでは、買い物時にカード決済をすることにより、100円につき1ポイント貰うことができます。
ですが、dポイント付与に関しては対象外になる支払いがいくつかあります。
dカード公式サイトにて、ポイント還元について詳しく掲載されています(ここから読めます)
これによりますと「10%ポイント還元」と言っているにも関わらず、ケータイ利用料金をdカードGOLDで支払ってもポイントは付与されないと書いています。
ここが疑問点だと思いますが、還元を受けるためにはドコモの回線とdカードGOLDが正しく共有されていれば、dカードGOLDの特典として適用になるのですが、決済ポイントを貯めようと考えている方は回線料金をdカードGOLDで支払ったとしても貯められないという事なのです。
dカードGOLDに入会してから必ずやっておきたい特典としてお話しすると「入会時にケータイ利用料金をdカード払い」に設定しておけば、1,000円分のiDキャッシュバックをもらう事が出来ます。
dカードGOLDから電子マネーチャージをしても決済ポイントは貯まらない
dカードポイントサービスに関するご注意事項(dカード公式サイトより)にも記載があるように、電子マネーをdカードGOLDからチャージする方も多いかと思いますがチャージした時の決済ポイントを貯めることはできません。
ポイントが貯まると思って、チャージしていた方は今一度上記にもリンクが貼ってありますが、注意事項を読んでみてください。
口コミに多い「騙された」はdポイントに関する勘違いが多かった!
dカード/dカードGOLDに関する口コミを読んでいると「騙された」という意見が多くあり、内容はポイントに関する事が多くありました。
特にdカードGOLDは10%ポイント還元をうたっているにも関わらず、利用者にとってはあまりポイントがついていない・ポイントをつけてくれなかったと思っているようです。
ここで1番勘違いしやすいのが「ケータイ利用料金の請求金額がポイントになる」と思っている方が多いのですが、それは大間違いなのです!
dカードGOLDで支払っているケータイ・ドコモ光料金に対するポイント10%還元に関して、対象外になる項目があります。
ケータイ端末の分割料金はポイント進呈対象外
dカード公式サイトにてポイント進呈に関する事が細かく記入されています。
注意事項の部分を読んでみると、少々細かくて読みにくいかもしれませんがしっかりと対象外の事案について書いてあります。
特にみなさんが勘違いしているケータイ端末に関してこのように書かれています。
ケータイのご購入代金分割支払い金/分割払金、ドコモ口座による利用代金(送金依頼額および利用料)、消費税(中略)など1回ごとにお申し込みが必要となるサービスなどはdポイント進呈の対象外になります。
と記述があり、これを理解していない方が勘違いに繋がります。
対象外のものを把握しておく事で「騙された」という点に関しては解消されると思いますが、やはりゴールドカードランキングでも1位に輝くdカード GOLDは、デメリット面を帳消しできるサービスが充実しているのでぜひ利用してもらいたカードです。
まとめ
今回は、dカードGOLDに関する口コミについて勘違いされている点について解説していきました。
特にdポイント付与は、複雑なこともあり勘違いされやすいこともあるのですが、ちゃんと理解して入会してもらえるととても便利で特典が多いカードとなっています。
ただしdポイント進呈の対象外の項目もありますので、注意が必要です。