アメックスカードには、世界中の空港ラウンジを利用できるプライオリティパスが付帯しています。
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プライオリティパスが無料付帯!おすすめアメックスカードは?
(2019年8月 重要追記: アメックスプロパーカードに付帯するプライオリティパスの一部が改悪されました。詳しくは以下の記事とあわせてご確認ください。) 旅行好きの方はご存知の方も多くいらっしゃると思 ...
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空港を利用して旅行に行く機会が多い方にとっては、非常に便利なプライオリティパスですが、特典の一部が改悪されてしまいました。
今回の記事では、アメックスカードに付帯するプライオリティパスの改悪点と、今後の対策についてご紹介します。
空港のレストランが利用不可に!アメックスカードのプライオリティパスの改悪点
2019年8月、アメックスカードホルダーに衝撃的なニュースが飛び込んできました。
内容は、アメックスカードに付帯するプライオリティパスは、2019年8月1日以降ラウンジ以外のスペース(レストラン等)が利用できなくなるというものです。
案内はアメックス側からではなく、プライオリティパス社から直接届いたものです。
日本国内では関西国際空港のぼてぢゅうがアメックスのプライオリティパスで利用不可に
今回の改悪に伴い、最も被害を受けるのは関西国際空港のぼてぢゅうを利用していたユーザーとなります。
<改悪前>~2019年7月31日
- プライオリティパス1名につき、3,400円まで無料で飲食可能
- アメックスプラチナカードに付帯するプライオリティパスの場合、同伴者1名も無料(2名で合計6,800円まで無料)
↓
<改悪後>2019年8月1日~
- アメックスカードに付帯のプライオリティパスでは利用不可(グリーン・ゴールド・プラチナすべて)
ぼてぢゅうは国内線・国際線の出発の際に利用できるレストランです。
LCCであろうとフルサービスキャリアであろうと、当日関西国際空港発のチケットとプライオリティパスがあれば利用できるので、非常に便利なレストランでした。
3,400円までは、アルコール飲料ですら無料で楽しむことが出来ます。
筆者も関西国際空港を利用する際は、よくぼてぢゅうを利用していました。
このぼてぢゅうが一切利用不可能となったのは、非常に大きな改悪と言えます。
プライオリティパスの改悪は、プロパーのアメックスカードが対象
なお、今回の改悪対象のクレジットカードは以下の通りです。
- アメリカン・エキスプレス・カード
- アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
- アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード(ビジネス含む)
アメックスのプロパーカードがすべて今回の改悪の対象というわけですね。
アメリカン・エキスプレス・カードに付帯するプライオリティパスは、スタンダード会員の年会費が無料になるだけで、ラウンジの利用には32ドルの都度料金が必要となります。
そのため、特にアメリカン・エキスプレス・ゴールドカードとアメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードのホルダーが改悪の大打撃を受けると言えます。
レストラン以外のラウンジは、アメックス付帯のプライオリティパスでも引き続き利用可能
なお、今回の改悪はあくまでレストランが対象から除外されるだけですので、それ以外のプライオリティパスラウンジは引き続き利用が可能です。
同じ関西国際空港で例を挙げると、大韓航空(KAL)のラウンジは問題なく利用可能となります。
ここがポイント
- プロパーアメックスカードのプライオリティパスで、レストランの利用が出来なくなった
- 国内では関西国際空港のぼてぢゅうが利用除外対象
- それ以外のラウンジは引き続き利用可能
アメックスカードに付帯のプライオリティパス改悪に伴う今後の対策クレジットカードは
プロパーアメックスカードに付帯するプライオリティパスの一部が改悪された今、改めて今後の対策を考えていきましょう。
一番有力な対策は、プライオリティパスが付帯する別のクレジットカードを保有するということですね。
今回の改悪はあくまでアメックスプロパーカードに付帯するプライオリティパスにのみ適用されます。
そのため、それ以外のクレジットカードに付帯するプライオリティパスは一切変更点はありません。
もちろん引き続きレストランを利用することも可能です。
とはいえ、プライオリティパスは通常プラチナカードランクの高額な年会費のクレジットカードにのみ付帯します。
プライオリティパス用のサブカードに、数十万円の年会費を支払うのは厳しいものがありますね。
そこで、以下にコストパフォーマンスが良好なプライオリティパス付帯のクレジットカードをご紹介します。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードのプライオリティパスは引き続きレストラン利用が可能
まずは発行元がセゾンカードであるセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードです。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
- 年会費:20,000円+消費税(条件により10,000円+消費税)
- 家族カードの年会費:1枚あたり3,000円+消費税
- カード発行対象者:個人事業主、会社員など
- プライオリティパス発行:カード本会員のみ可能
名前にビジネスとついていますが、会社員の方でも発行が可能なカードです。
こちらのカードは国際ブランドがアメックスですが、発行元がセゾンカードのため、引き続き付帯のプライオリティパスでレストラン利用が可能です。
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破格の年会費でコンシェルジュサービスまで付帯するため、かなりおすすめできるカードです。
コストパフォーマンスNo.1!楽天プレミアムカードは1万円でプライオリティパスを利用可能
次におすすめなのが、楽天プレミアムカードです。
楽天プレミアムカード
- 年会費:10,000円+消費税
- 家族カードの年会費:1枚あたり500円+消費税
- プライオリティパス発行:カード本会員のみ可能
一番のコストパフォーマンスで選ぶなら、楽天プレミアムカード一択と言えます。
セゾンプラチナアメックスカードのように、年間利用額にかかわらず年会費は一律10,000円+消費税のままです。
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まさにプライオリティパス用だけに持つサブカードにピッタリと言えますね。
年会費は高額だが、プライオリティパスを含むさまざまな特典が付帯するラグジュアリーカード
最後におすすめなのが、ラグジュアリーカードです。
サブカードとしては若干年会費が高額となりますが、年会費を上回るほどの豪華な特典が付帯します。
LUXURY CARD(チタニウムカード)
- 年会費:50,000円+消費税
- 家族カードの年会費:1枚あたり15,000円+消費税
- プライオリティパス発行:カード本会員・家族カード会員
ラグジュアリーカードの中でも一番安価なチタニウムカードですら、50,000円+消費税の年会費が発生します。
しかし、付帯する特典をフルに活用することで、十分年会費の元を取れるカードとなっています。
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さらにアメックスカードと同様、24時間365日利用可能なコンシェルジュサービスも付帯しています。
サブカードとしてはもったいないくらいの豪華な特典が付帯していますね。
さらにラグジュアリーカードの場合は、家族カード会員もプライオリティパスの発行が可能です。
ただし、アメックスプラチナカードは4枚まで家族カードの発行が無料なのに対し、チタニウムカードの場合は1枚目から15,000円+消費税の年会費が発生します。
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まとめ
今回のアメックスカード付帯のプライオリティパスの改悪は、普段からプライオリティパスで空港レストランを利用する方にとっては、非常に残念なニュースとなりました。
筆者もその一人で、関空を利用する際はよくぼてぢゅうに立ち寄っていました。
という方にとっては、幸いにも今回の改悪の影響はありません。
しかし、どうしてもレストランを引き続き利用したい方には、以下のカードの保有をおすすめします。
- セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード(安価でコンシェルジュサービスも付帯)
- 楽天プレミアムカード(コストパフォーマンスNo.1)
- LUXURY CARD/ チタニウムカード(年会費は高いがコンシェルジュをはじめ、十分元をとれる特典が付帯)
ただし、どのカードも同伴者は有料となるため、複数人で旅行をする場合は人数分のカードを保有するか、同伴者料金を都度払う必要があります。
ご自身の旅行スタイルにあわせて、ベストなサブカードをご検討ください。